酔芙蓉の花
花色の変化を酒に酔っていく様に例え名づけられたアオイ科芙蓉属落葉低木、花は八重、
咲くのは9月から10月。
ムクゲと違い変異がでにくく品種は多くなくその数少ない園芸品種のひとつが酔芙蓉、
朝の内は純白、午後には淡い紅色、夕方から夜は紅色、酔芙蓉の群生は少なく余り目にすることの少ない花かも知れない。
平安の頃から人に愛されてきた芙蓉の花、その一日花の儚さに諸行無常の教えを悟り、芙蓉に仏教の縁を重ねるのかも知れません。
木芙蓉
朝咲いて夕には萎む
木芙蓉の花
花は一重の白と紅の大輪
その淑やかな花色にみせられ
立ち止まり
見惚れ
深まる秋を花に写し
過ぎる時間の無情に一滴をこぼし
花の短さを嘆き
我人生の諸行無常を重ね
人と四季の縁を問う。
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