菫の咲はまだ先
山野草の蓬名前の知らない野草たち萌える草たち新芽新芽今日の空はいつもと違ういつも朝の表情は冴えない長く居座る寒波、千切れた雪雲がいつも停滞しているせいかいつも朝の目覚めのなくばかり......
山桜咲く下で咲く菫
私が歩く里山の山道は土路が多く歩きやすい反面滑りやすいその法面に咲くのが菫、
春の陽射しが強まる4月頃になると日当たりのよい場所で群生を作る菫。
そのよく目にする菫は青と紫が多く、それ以外の花色をみるのは森が開けた草原状の草萌えるなかでみるのが白い菫、この白は少なく咲く場所も限られ、いつもこの場所でしかみれない白い花の菫。
春の菫
身も心も溶けるような
春の陽射しの下で咲く菫の花
仄々とした暖かさに抱かれて
想いを寄せる人にようやく巡り合える
感極まりないなかでみせる彩
小さな体で春を歓び
菫の儚い逢瀬は数日で終わる。
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