夏を歩く
沢の和がれ通り雨夕立バランスの崩れが齎す夕立というより雷雨に近いコップに満たされる一杯の水、夏空は一瞬にして変わり、朝の空にはあの雨期の再来を思わせる灰色の雲が広がって、雷雨が時折......
夏の森を歩く
以前はよく歩いていたが暫くその歩きから離れていたが、いま仕事を離れ近くにみえる山をみていると若い時に山を歩いていた記憶が甦り、この重くなった身体を少し軽くしよう、そう思い立って始めた歩き。
一度山に足を踏み入れると私の悪い癖で暑かろうが寒かろうが四季関係なく歩く私、この陽射しが燦々と降り注ぐなかを歩くのは体力の消耗は激しく棺桶に片足を突っ込む年代になるときつい。
低山は樹木が多く森の濃度も高いので夏でも陽射しを遮り、炎天下の短いアプローチを気にしなければ夏の歩きも楽しい、そう言っても汗のシャワーを浴びながら歩くのはきつい。
雑木の森
森のなかは
多種多様な仲間がいる反面
至る所で倒木が目立つ
雑木の森
この森も世代交代か
それとも森本来の姿なのか
踏み跡を消す倒木を越えながら
夏の森を歩く
荒れて足の踏み場もない一部屋
それがいまの私の心のなか。
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