山萩
素描きの一枚素描の一枚久しぶりにか?そう思っていたのにわずかな一滴それはないだろうと思う。素描、久しぶりの一雨、久しぶりに見る雨空、この灰色から搾り出される小雨、一粒の涙となって私...
山萩
秋の七草のひとつで野山に生える萩、どちらかと言うと地味で質素なこの花はなぜか人気がなくいつも私が歩く山道で咲いて花を終えている。
萩の蕾にあの赤紫の花色が見え始めると「もうそろそろ萩が咲く時期かな」そう思うと年甲斐もなく心がときめく秋の私の山歩き、
この自然の厳しい環境で咲く野花、美とか姿とか意識しないで子孫を残すために精一杯生きる野花たち、いま秋の染まり前にいい顔している。
秋の野花
秋の道化師は花も小さく
質素で地味で
花に気がつかず通り過ぎてしまう
でも
香菜女達は背伸びすることなく
派手な化粧をするでなく
わいわい楽しくお喋りしながら
いまを楽しみ
素顔のいい顔をしている。
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