雨の足跡

同意

寒い・・
そう思っていたら
背中が丸くなって余計に寒さを感じて
今日も寒いな
そう言っている

あなたの存在が気になる
そんな事を考えること事態
好きなのかな
そう想って
改めて考えてしまう　

でも
いつも
想ったり
考えたり
しているとそれが極普通の事になってしまい
もうどうでもいい
そう思うようになる反面

寒い
好き
それはこの冬の寒さが齎す
心のレンタル面の弱さであり人恋しさ
人って弱いね

ね！
そうでしょう
心に同意を求めてしまう。

昨夜の雨は明け方まで続いたのだろうか・・・
名残が路面に、木の葉の落ちた落葉樹の小枝の硬い蕾に、一粒の涙となって残り、
遅い日の出のなかで綺麗な一粒の水滴を付けている。
暖かい雨はアスファルトを湿らせ、鮮やかな一本のトレースになって伸びる。
灰色の中に残る小さな水溜り、
いつもは乾いた砂交じりの土の上に、先を急いだ足跡が残っている。
何でもない、平凡な朝の雨後の風景なんて、
誰も足を止めてみないし、気にかけることはない。

忙しい・・・
ただこの一言でいつもの月曜が始まる。