四季の旅人

私のブログは生きるを旅として、四季を歩きながらその表情を文に纏めているのが私のブログです。

雨の中の一花

2010-05-24 | Weblog
紫陽花の蕾み 激しい雨が今日で二日目。 たしかにこの時期は雨が多い、田植えが終わり植えられた稲が大きく成長する梅雨時期、 花から実に、新芽から新緑に、固から融けに、 目まぐるしく、微妙に、繊細に変わり行くこの自然のひとコマ・・・ドラマ、 人はこの激しい雨の中で何を思うのだろう。 紫陽花 5月か・・・ その時の紫陽花は小さな葉を拡げたばかり 初で 鮮やかで 可愛い一葉が目に留まっただけ それ . . . 本文を読む
コメント

トラブル

2010-05-23 | Weblog
救急車の中で。 人の最後はいったいどのような形で幕が引かれるのか、そう思った一週間である。 棺のベッドの上でただ天井を見据えながら思った顛末、最後は突然訪れる悲劇の幕引きを、救急車で運ばれそのまま亡くなるか、一応助かって看取られて亡くなるか、私の場合もそのどちらかであろう。 自宅で静かに家族に見送られて眠るように・・・「ありえないか」 朦朧とした中で想い廻らした私の最後。 以前と比べ環境的に恵ま . . . 本文を読む
コメント

一杯のコーヒーを飲みながら

2010-05-15 | Weblog
ようやく風が止んで来た、 あの初夏の青空が、朝から広がりつつある逆光の中で見た撫子の一花、 地味で素朴なこの花・・・ 誰も振り向いたり、足を止めたり、店先を飾ることはないか、 余りにも薔薇のインパクトが強すぎ。 呟き いま民間に働いている人は、格差、学歴、派閥、虐め、リストラ、アルバイト等でいつも職が・・・そう言った不安に駆られているのに、彼らは身内を守ることしか考えない、政治家は彼らの支援の上 . . . 本文を読む
コメント

いま、一花の命が尽きる

2010-05-14 | Weblog
ヒラド躑躅の終わり 寒い朝である。 見上げる空は梅雨空・・・そんな感じでなく、鉛色の空は重く、冷たく、 辺りがひんやりしている。 初夏の陽気に慣れた身体はこの寒さに脅えているのだろうか、 眠い!冴えない!踏み出すと身体が引きずるように重い。 まだ夏は不慣れなのだろうか・・・ 朽ちる 朽ち 一花が今花の命を終わろうとしている 朽ち 退色 散り 儚いととるか 宿命ととるか 蕾から開きまでの花 . . . 本文を読む
コメント

薄ら寒い朝

2010-05-13 | Weblog
新緑 空は晴れ、そう言っているのになぜか梅雨模様、 いや冬の気配かな・・・ 風はひんやり薄ら寒い。 空気が重いな、暦ではもう夏なのにこの冷え込みと寒さは、 私たちに何を語り、何をさせたいのだろうか、そんな思いで空を見上げると、 相変わらず冬模様である。 緑 初夏 新緑の広がり 花が一段落して 今度は私たち そう野山の緑が語っている  花にない鮮やかさ 花にない強さ 花にない鮮やかさ 緑 人 . . . 本文を読む
コメント