国の特別天然記念物コウノトリ(鸛)が地域の人口巣塔で繁殖に成功した際の写真です。
ヒナは4羽孵化しましたが、GW明けには3羽に減ってしました。
その数日前に地域を襲った台風並みの暴風雨が思い出されました。
コウノトリは平均2~5個の卵を産みますが、無事に孵化~巣立ちできるのは1~3羽
4羽のヒナが巣立った事例も少数あるそうですが簡単な事ではありません。
ヒナは4羽孵化しましたが、GW明けには3羽に減ってしました。
その数日前に地域を襲った台風並みの暴風雨が思い出されました。
コウノトリは平均2~5個の卵を産みますが、無事に孵化~巣立ちできるのは1~3羽
4羽のヒナが巣立った事例も少数あるそうですが簡単な事ではありません。
ヒナたちはすっかり大きくなってコウノトリらしい姿に成長。
赤いのど袋の動きが目立ちました。
この日は夏を思わせる暑さ。クチバシを開けて放熱していたようです。
短い翼をさかんにパタパタ動かしていました。
コウノトリ(鸛、鵠の鳥)Japanese white stork 全長約112cm
コウノトリ目コウノトリ科コウノトリ属
上の写真から一週間ほど経って、三度コウノトリの人口巣塔を訪れました。
小さな翼はすっかりのびて、羽ばたいた瞬間 ふわりと舞い上がりそうな勢いでした。
この日、親鳥の姿はなく、ヒナ三きょうだいでお留守番。
巣立ちが近づくと、親鳥は給餌の回数を減らし独立を促します。
地元の方のお話では1時間、時には3時間近く親鳥が戻らない日もあったそうです。
◆コウノトリ 3姉弟 巣立ちました! 関西広告社ブログ
https://recruit.kansai-k.com/feature/?p=8268
https://recruit.kansai-k.com/feature/?p=8253
今日も最後まで見て下さってありがとうございました。
◆希少なコウノトリに「足輪」を装着、個体識別し生態を把握~獣医師など40人がかり
https://rkb.jp/contents/202306/202306136442/
◆コウノトリ】ヒナ3羽、順調に育つ 個体識別の足環を装着
https://www.youtube.com/watch?v=H5hTPTwXOFM
コウノトリの繁殖は、種の保存だけではなく、巣立ったコウノトリが別の場所へ行って生活するために、繁殖地だけでなく、広い環境での整備が必要になるところに意義があると思っています。
多くの田んぼにコウノトリが訪れることによって、農薬を控えられ、生態系が戻り、環境が守られることに期待しています。
コウノトリのブランド米なんかも出ていますよね^^
北海道ではエゾフクロウの繁殖が行われていますが、巣立ったひなたちが親のテリトリーから離れて生活する森が、開発によって激減しているため、ひなたちが生活する森がないことが、問題になっています。
コウノトリの生まれて間もない雛は見た事がないのですが、あんな高い所で、
しかも木の枝などの隠れる場所がないのに、よく天敵に襲われにくいものだと思います。
時には親がいない時に鷹などに襲われたりするとは思いますが、よく守られているものだと思います。
幼鳥になると親が数時間戻らないとは驚きですが、その頃にはかなりの大きさになっているのですね。
さすがの天敵も、こんなに大きくなっては捕獲するのも大変なのでしょうね。
この子たちも今後も元気に育ってくれますように!
またコウノトリを見たいです。
兵庫県南西部の自治体は何本もの人口巣塔を建てています。
その中で、民間企業の巣塔で繁殖に成功したのは、快挙だと思います。
お題目や建前だけではない自然環境保護への熱意の証のように感じます。
エゾフクロウやオジロワシ、せっかく北海道で繁殖してくれても、子孫が繁栄できる環境が失われているのですね…
狭い日本で人間と野生の生き物たちの共存共栄、生易しいことではありませんね…
五月初旬の風雨は猛威でした。遮るもののない塔の上の巣は吹き飛ばされ仕舞うのでは…と窓の外を見ながら案じていました。
雨にも風にも負けず、親鳥が力を合わせて3羽のヒナを守り抜いたのでしょうね。
ヒナが小さい頃は、両親のいずれかが食べ物探しに出かけ、もう片方は居残って守っていました。
翼が伸びて羽ばたきの練習を始める頃には、ヒナたちだけでもトビが上空を飛んでも平然!
身体が大きいというのは野生では優位なのだと改めて感じました。