2017年7月2日の大きなニュースと言えば「東京都都議会選挙」なんでしょうけれど、個人的には将棋の藤井四段(14歳)の公式戦30連勝なるか!? ってこと。
もちろん将棋なんてしたこともなければルールもわからんのですが(^_^;)にわか以下。。。
なんで藤井くんに興味を持ったのかといえば「藤井くん、学校は大丈夫なんだろうか?」という素朴な疑問。
中学校は義務教育だから、卒業しなければいけない訳で、妹に言わせれば、負けなければ連勝記録は続くわけだから、このあたりで学業に戻らせ、しっかり卒業した後で、記録更新してもいいのではないか? とのこと。
う~ん。わからんでもないが、とりあえずやれるところまで(本人がやりたいところまで)やらせてみてはどうだろうか? というのが私の意見。人生にこんな経験もう2度とないかもしれない、彼にとっては「今でしょ!」なのでは?。。
この夏、同じ年頃の子供を持つ親たちも、仮に「わが子が藤井くんだったらどうよ?」と(無理にも)妄想していることでありましょう。記事によれば、こちらは今のところなんとか勉強もがんばれているそうだし、対局も週末を中心に組むなど大人たちの暖かい配慮と応援もあるようで、なんとかなるのでしょうね。ホント将棋界の方々とファンって(新聞などのコメントを読んでいても)暖かいなぁ、と感じます。
さて、私的もうひとつの興味は「14歳の子供に深夜まで戦わせて(労働させて?)いいのか?」ということ。
少し前に子役俳優に深夜労働を強制した番組製作が問題になったばかりだったし。
子供の労働について、実はある相談で「スポーツメーカーとプロ契約した14歳の孫の社会保険をどうすればいいか?」という質問を受けたことがあり、「え?」と一瞬考えてしまったこととも関係があるのですよね。
藤井四段についての労働時間問題は、結論から言えば「個人事業主」なので大丈夫。ということです。つまり労働者としての「雇用契約」が連盟とないので基準法の年少者の深夜労働には当たらない、と。
対局も自分の裁量で時間管理するわけだし、止めたければ止めるのも自由。
確かに「個人事業主」ですね。
プロダクションに所属している子役たちは、時間管理と成果を求められ、その行為に対しての対価が払われるわけだから確かに「労働者」的。。ふぅん、そうなんだ、って改めて思いました。
今の世の中、10代で起業して社長です、とかプロ契約してます、なんて子供たちが結構いそうだし、この「個人事業主」って在り方、大人だけでなく、力と根性のある子供たちにもこれからのキーワードになりそうな気がします。
ところでくだんの「スポーツメーカーとプロ契約している14歳の孫」の社会保険ですが、個人事業主は基本国民年金ですが、国民年金の加入年齢は「20歳以上60歳未満の自営業、農林漁業、自由業、フリーター、学生、無職の人など」ですので、親御さんの健康保険の被保険者になると考えます。(ただしその収入が年間130万円以上の場合もありますね。多分プロだから軽く超えてる(^_^;))
念のため加入している健保組合か協会けんぽなどにお問い合わせください。と伝えました、とさ。
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