3月の「小右記」から始まった「光る君へ」の読書マラソンが、ようやく"ワタクシ的"ゴールとなりました(^^)v
「紫式部ひとり語り」は、(偶然そうなったんですが)最後に読んで正解だったな、と思える本でした。山本淳子さんのあとがきによると
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人間紫式部の心を、紫式部自身の言葉によってたどる。本書はその試みです。
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とあるように、本当に紫式部が自身の歩みを自ら思い起し書き綴ったようで、しばらく「これって山本さんの妄想?」と混乱したくらいです。山本淳子さんは研究者ですから、あらゆる資料に目を通した上での解釈から成り立ったものであると、自分の中で納得できるまで、正直なところ、ちょっと時間が掛かっちゃいました(^_^;)
それくらい自然に、紫式部が「独りごちて」おります。
彼女が言いたかったのは、「世」と「身」と「心」。
「世」とは、自分が生まれた時代や社会。これは自分では何ともしがたい。
「身」とは、自分が生まれた家庭(当時は身分)、これは何とかなるかもしれないが、なんともならない男女の区別。それらは他人に縛られる。
そして「心」。 これだけは自分だけのもの。自分で決めることができるもの。
「世」に対しても、「身」についても、「心」は自由自在に「万華鏡のように」変えることができる。
限られた人生の、限られた選択肢の中で、自分の心に従って考え、選び、生きていい。
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そう、この身が消えるまで、それでも私は生き続ける。 P304
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なんかね、この本読んでいて元気を貰った気がしました。
それが紫式部の言葉からなのか、解釈文を書いている山本さん個人としての言葉からなのかは、(やっぱり)わからないけど。
まぁ、同じ女子同士、どっちでもいいか(^^)/
「紫式部ひとり語り」は、(偶然そうなったんですが)最後に読んで正解だったな、と思える本でした。山本淳子さんのあとがきによると
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人間紫式部の心を、紫式部自身の言葉によってたどる。本書はその試みです。
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とあるように、本当に紫式部が自身の歩みを自ら思い起し書き綴ったようで、しばらく「これって山本さんの妄想?」と混乱したくらいです。山本淳子さんは研究者ですから、あらゆる資料に目を通した上での解釈から成り立ったものであると、自分の中で納得できるまで、正直なところ、ちょっと時間が掛かっちゃいました(^_^;)
それくらい自然に、紫式部が「独りごちて」おります。
彼女が言いたかったのは、「世」と「身」と「心」。
「世」とは、自分が生まれた時代や社会。これは自分では何ともしがたい。
「身」とは、自分が生まれた家庭(当時は身分)、これは何とかなるかもしれないが、なんともならない男女の区別。それらは他人に縛られる。
そして「心」。 これだけは自分だけのもの。自分で決めることができるもの。
「世」に対しても、「身」についても、「心」は自由自在に「万華鏡のように」変えることができる。
限られた人生の、限られた選択肢の中で、自分の心に従って考え、選び、生きていい。
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そう、この身が消えるまで、それでも私は生き続ける。 P304
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なんかね、この本読んでいて元気を貰った気がしました。
それが紫式部の言葉からなのか、解釈文を書いている山本さん個人としての言葉からなのかは、(やっぱり)わからないけど。
まぁ、同じ女子同士、どっちでもいいか(^^)/
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