KAORU♪の「気ままなダイアリー」

KAORU♪が見つけたステキな風景、出会ったおもしろいできごと、おいしい料理などを“気が向いた時”にご紹介します。

★思いを“菜の花”に託して

2011年03月19日 | 

本当なら今日から仙台だった。

午前中から夜まで、ずっと個人セッションの予約が入り、
夜ごはんはtamaちゃんご夫妻と
一緒に食べる約束をしていた。


明日は「春爛漫 」イベントで
春の花をアレンジする
ライブパフォーマンスとトークショーのあと
みんなで夕食会の予定だった。


月曜日の春分の日は、
塩竃の海岸に行き、塩竃神社と
お寿司を食べに連れていってもらう予定だった。

 

・・・どれも叶わぬ「予定」となってしまった。

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刻々と明らかになり、変化し続ける現状に追われる日々の中

昨日、ふと思い出した。

 

そういえば、花のライブパフォーマンスで“菜の花”を使おうと思っていた。

こっちの野菜売り場で“菜の花”を買って咲かせておいて

仙台でも、野菜売り場で“菜の花”を買う。

 

東京で作った菜の花は手に入らないと思うけど、

仙台も宮城産とは限らないと思うけど、

関東地方の”菜の花”と、東北地方の“菜の花”を一緒にしよう!と

考えていたのだった。

 

そうだ、せめて“菜の花”の「予定」だけは実現させよう!

 

近所の八百屋さんで購入したのは

不思議なことに地震にあった時にいた、南房総産。

 

あの菜の花畑は、もうずっと昔のできごとのようだ。

 

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地震後、すぐにオーストラリアに住んでいるtatsuroに携帯からメールを送った。

便利な時代である。出先からでもすぐに連絡がとれる。

数日経ってスカイプで話をした。カメラをつければテレビ電話。

本当にありがたい時代である。

 

連日向こうでも日本のニュースが流れていて

みんなに心配されるのだという。

 

日本のテレビも見られるそうで、泣いているよ・・・という。

「帰ったほうがいい?帰ろうか?」と心配するから

 

「いいよ、帰っても何にもすることないから。

そっちで避難していたほうがいいよ。

こっちのことは心配しないで、しっかり勉強して

そして働いておいで。のびのびと楽しんでおいで。

そして、日本のために何ができるのか、考えておいで。

こういう経験を外で見ていたからこそ力を蓄えて

行動できることってあると思うよ。」と伝えた。

 

すると、スカイプを切った後言い足りないことがあったのか

しばらくしてチャットが入った。やりとりの中で、

満身創痍状態の日本だけど・・・と書いて送ったあとの原文、一部抜粋である。

 

tatsuro: バービィー(私の母のこと)たちの上の世代が頑張って

奇跡の早さで復興した国なんだから、そんなことない。
俺らがどうにかすんだこれから!だから今なんて生きしのぐだけでいい!


そのための準備だけはおこたっちゃあかん!今の時代できるんだから。
それはお母さんのお母さんのお母さんにも失礼な気がします。

コロも頼むよ!20年後、見とけよ母さん。

[23:38:06] shimizu kaoru: うんうん。ゼッタイ乗り越えるよ♪

[23:40:49] shimizu kaoru: 不屈の精神、ニッポンだから大丈夫!

[23:46:26] tatsuro: うん!!!たのむぜっ!!

コロにも今頼んどいた家族を守るように!!!
わかったってあいつ!!!!では自分でも非難道具と放射能調べておくんだよ!
なーぼー(妹のNAOKOのこと)とも情報シェアしてねーーー

バーイ。みんな大好き!!!!!!!!

 

・・・なんとも頼もしい答えが戻ってきた。

コロちゃんともテレパシー(?)で話をしたらしい。

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“菜の花”もきっと満開に咲くだろう。

またいつの日か「予定」が現実となる日を夢見て、今日も祈ろう♪



 

 

 

 

 

 

コメント (2)
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