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NYのUpstate (アップステイト=郊外)にあるArmonk(アーモンク)での野外コンサートへ♪
ドラムでリーダー、マイケルの奥さん
AJ(エージェイ)がステージのまん前に座っていて
手を振ってここに来て!と
手まねきしながら満面の笑顔。
たぶん、Kaoruはチェアーを持って来ないんじゃないかと思って
あなたの分も持ってきたのよ。隣に座って。
マイケルは、なんで2つも持っていくの?って
不思議がっていたんだけれど
もしもあなたが来たら、と思って。と言ってくれた。
いつもほとんどが直前に行く?と聞かれ
どんなライブかもよくわからないまま…
…説明されたとしてもよくわからないんだけど
とりあえず言われるままついていくので、
着くなり、あ!チェアー忘れた!と叫んでいても
いいよ、その辺に座るか芝生の上にゴロンとするから。と答え、
場所を探そうと思っていたら
なんと、
VIP席が待っていた♪
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/75/8120c08e91ead36dc33ea4eb3afb872a.jpg)
ほどなくしてやってきたボーカル、
クリスの奥さんとベイビーも隣に座って
野外のファミリーVIP席のできあがり。
地元の人たちもチェアーやワイン、
ピクニックディナー片手に
のんびりとやってきて
夜の8時からいよいよスタート。
演奏が始まると音楽に合わせて踊ったり
シャボン玉ではしゃぐベイビーの姿が超カワイイ。
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しだいにあたりが暗くなると
ホタルがあちこちにふわりと飛びまわり
ラテンのリズムが心地よい夏の夜。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/39/7132431695fdee04e8560c83912f9d0c.jpg)
↑キーボードを背中越しで弾く。
ジュースを飲みながら弾く。
見事なパフォーマンスで見事な演奏。
さすがニューヨークのミュージシャン!
今度、うちでバーベキューしましょう。
夏は忙しいみたいだけどマイケルとリオともスケジュール合わせて。
うちのガーデンにもホタルがたくさんいるわよ。とAJ。
フードスタイリストの彼女が作る
お洒落なお家でのバーベキューって
どんなんだろう♪ワクワクと胸がふくらみながら
ニューヨークの人々の優しさに
心がジーンと温かくなる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/91/589706a89e104e5b75b1fd51fdcd3ad6.jpg)
つい数日前のこと。
地下鉄でメトロカードの1ヶ月分を購入しようと
いつものようにボタンを押しているのに
機械の調子が悪くうまくいかず
乗る予定の電車が発車。
あー、もう学校遅刻決定>_<。
チケット売り場の人に聞いても
無愛想な表情でさぁ、よくわからないわ。
511に電話して聞いてみて!とそっけない。
え?2つとも機械壊れてたら切符買えないじゃん。
さすが日本とはかけ離れた対応で
泣きたくなって途方にくれていた。
今日はもしかしたら学校行けない?
少し早起きして
クラスメイトのエミリちゃんのリクエスト
炊き込みご飯と甘い卵焼きと浅漬け作ってきたのに…
クーラーも効いていないし地下鉄の改札の前で
汗だくになりながら荷物を抱えて
一瞬頭が真っ白、ぼうぜんと立ち尽くしていたら
黒人の男性が近づいてきて、
大丈夫?クレジットカードを使うんでしょ?
だったらこっちのマシンでやってみたら?
ほら、こっちで。ここのボタン押して、
それからここ。ほらできた!良かった!
じゃあね!Have a good day!と
駅の階段に消えていった。
そこはかとなく厳しくて
そこはかとなく優しいここニューヨーク。
その振り幅は日本の想定外。
一生懸命、本気の人には応援してくれるのよね、ここはそういう場所だよね。
いかにサバイバルして生き抜いていくか。
サバイバル力のある人が残れるのよね。
とこの間日本人の友人たちと話していたばかり。
それにはインディペンデント(独立、自立)していることが必須条件。
ただバカンスを過ごすように楽しいだけじゃない
サバイバルをいかに楽しんでいくか。
それがこの人種のるつぼ、
ビッグアップルで生きていく、ということなんだな〜、と思いつつ
さぁ、これからどうやってサバイブしよう?
(もうすでになんだかんだとかなりサバイブしてきてるか^^;(苦笑))
でも時に、
まるで無人島にいるような気持ち。
大丈夫かな、私…ちょっと心細くなる時もあるけれど、
その時々に助けてくれる人々が現れて
思いもかけない心遣いがよけいに
ぐっと身にしみて感謝の気持ちがあふれ出す。
そしてその優しさにふれると思わず泣きたくなってしまう。
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