KAORU♪の「気ままなダイアリー」

KAORU♪が見つけたステキな風景、出会ったおもしろいできごと、おいしい料理などを“気が向いた時”にご紹介します。

★Armonkで野外コンサート

2018年07月15日 | Time in ニューヨーク




NYのUpstate (アップステイト=郊外)にあるArmonk(アーモンク)での野外コンサートへ♪

ドラムでリーダー、マイケルの奥さん
AJ(エージェイ)がステージのまん前に座っていて
手を振ってここに来て!と
手まねきしながら満面の笑顔。

たぶん、Kaoruはチェアーを持って来ないんじゃないかと思って
あなたの分も持ってきたのよ。隣に座って。
マイケルは、なんで2つも持っていくの?って
不思議がっていたんだけれど

もしもあなたが来たら、と思って。と言ってくれた。



いつもほとんどが直前に行く?と聞かれ
どんなライブかもよくわからないまま…
…説明されたとしてもよくわからないんだけど

とりあえず言われるままついていくので、
着くなり、あ!チェアー忘れた!と叫んでいても

いいよ、その辺に座るか芝生の上にゴロンとするから。と答え、
場所を探そうと思っていたら
なんと、
VIP席が待っていた♪




ほどなくしてやってきたボーカル、
クリスの奥さんとベイビーも隣に座って
野外のファミリーVIP席のできあがり。

地元の人たちもチェアーやワイン、
ピクニックディナー片手に
のんびりとやってきて
夜の8時からいよいよスタート。
演奏が始まると音楽に合わせて踊ったり
シャボン玉ではしゃぐベイビーの姿が超カワイイ。




しだいにあたりが暗くなると
ホタルがあちこちにふわりと飛びまわり
ラテンのリズムが心地よい夏の夜。



↑キーボードを背中越しで弾く。
ジュースを飲みながら弾く。
見事なパフォーマンスで見事な演奏。
さすがニューヨークのミュージシャン!



今度、うちでバーベキューしましょう。
夏は忙しいみたいだけどマイケルとリオともスケジュール合わせて。
うちのガーデンにもホタルがたくさんいるわよ。とAJ。

フードスタイリストの彼女が作る
お洒落なお家でのバーベキューって
どんなんだろう♪ワクワクと胸がふくらみながら

ニューヨークの人々の優しさに
心がジーンと温かくなる。




つい数日前のこと。
地下鉄でメトロカードの1ヶ月分を購入しようと
いつものようにボタンを押しているのに
機械の調子が悪くうまくいかず
乗る予定の電車が発車。

あー、もう学校遅刻決定>_<。

チケット売り場の人に聞いても
無愛想な表情でさぁ、よくわからないわ。
511に電話して聞いてみて!とそっけない。

え?2つとも機械壊れてたら切符買えないじゃん。
さすが日本とはかけ離れた対応で
泣きたくなって途方にくれていた。


今日はもしかしたら学校行けない?
少し早起きして
クラスメイトのエミリちゃんのリクエスト
炊き込みご飯と甘い卵焼きと浅漬け作ってきたのに…

クーラーも効いていないし地下鉄の改札の前で
汗だくになりながら荷物を抱えて
一瞬頭が真っ白、ぼうぜんと立ち尽くしていたら

黒人の男性が近づいてきて、
大丈夫?クレジットカードを使うんでしょ?
だったらこっちのマシンでやってみたら?
ほら、こっちで。ここのボタン押して、
それからここ。ほらできた!良かった!

じゃあね!Have a good day!と
駅の階段に消えていった。

そこはかとなく厳しくて
そこはかとなく優しいここニューヨーク。

その振り幅は日本の想定外。

一生懸命、本気の人には応援してくれるのよね、ここはそういう場所だよね。

いかにサバイバルして生き抜いていくか。

サバイバル力のある人が残れるのよね。

とこの間日本人の友人たちと話していたばかり。
それにはインディペンデント(独立、自立)していることが必須条件。

ただバカンスを過ごすように楽しいだけじゃない

サバイバルをいかに楽しんでいくか。

それがこの人種のるつぼ、
ビッグアップルで生きていく、ということなんだな〜、と思いつつ

さぁ、これからどうやってサバイブしよう?
(もうすでになんだかんだとかなりサバイブしてきてるか^^;(苦笑))

でも時に、
まるで無人島にいるような気持ち。
大丈夫かな、私…ちょっと心細くなる時もあるけれど、

その時々に助けてくれる人々が現れて

思いもかけない心遣いがよけいに
ぐっと身にしみて感謝の気持ちがあふれ出す。
そしてその優しさにふれると思わず泣きたくなってしまう。



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