KAORU♪の「気ままなダイアリー」

KAORU♪が見つけたステキな風景、出会ったおもしろいできごと、おいしい料理などを“気が向いた時”にご紹介します。

★メリーに会いにフロリダへ

2020年03月02日 | Time in ニューヨーク
メリーに会うためにフロリダへ。

去年の秋に行く予定だったけれど、ようやく。

お父さんが去年亡くなって1人になった彼女に

出来る限り時間を作って
顔を見せに行きたい。と、家族を大切にするリオの想いは、

明日はどうなるかわからない今を生きるからこそ、

タイミングが整ったならやっぱりはずせない。

行ける時に行っておかないと。
 
刻一刻と変わる状況の中で、
だからこそ愛おしいひと時を過ごした。

外の空気を吸いに行く?
一緒にお散歩に行こう。

でもこのところ疲れやすいのよ。
 
もし車イスがあれば押しますよ。と私も言うと

いいの、いいの。
どこにも出かけたくないわ。とメリー。

そして、私たちは

See you soon !と言ってお別れをした。

またすぐ会えますように。
再会を約束して手を振った。

マイナス1℃のニューヨークから
今日のフロリダは24℃
心地よい風が吹く。















帰り道にメリーが教えてくれた
ボタニカルガーデンに寄って、


広い園内を歩くと、小さな池が。

錦ゴイが泳いでいて、鯉のエサは25セントで買うことができる。

ここまでは日本でもどこにでもある光景。

けれど、さすがフロリダ。

その手前に立て看板があって、

池にアリゲーター(ワニ)がいます。
刺激しないように気をつけてください。
特に犬を連れている人はワニに注意。

こんな、小さい池にワニ?
この錦鯉たちは大丈夫なんだね?

柵なんてもちろんナイ。
注意を促す看板がある以上もちろん
自己責任の何ものでもナイ。

日本ではありえない危機管理の状態だが

本当にいるのかな?とどこか疑いつつ

落ちたらヤバい。と思いながら
池に映り込むトロピカルな植物と
太陽の光が美しくて思わず撮影タイム。

そして池のほとりをぐるっと回ると、

あれ?あの小さな石の上に乗っているの、
もしかしたらホンモノのアリゲーターじゃない?
でもまったく動かないからスカルプチャー(彫刻)かな?

目を凝らし、さらにズームアップして
写メってみると、確かにワニのカタチ。








まるでカメの甲羅干しのように動かない。

帰りがけにスタッフの人に聞いてみると、

そうだよ!ベビーアリゲーターだよ!
見たんだね!と笑顔で教えてくれた。

やっぱりホンモノだったんだ、良かった
見れて!なんて思ったけど

ちょっと待てよ、ホントに危険だよね?
立て看板は本気の警告なんだね?

けれど、なんとものんびりと

赤ちゃんワニ見れて良かったね!なんて。
(池の写真左端をクローズアップしてみると
赤ちゃんワニも一緒に写ってた💦)






ところ変われば、人も価値観も、習慣もひっくり返る。

これから押し寄せてくるであろう流れに
ここの国の人たちはどう向き合っていくのか、

それは私自身
未知の世界に突入していくことを
意味している。






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★ Monthly メッセージ 2020年3月【Mar.】

2020年03月02日 | マンスリーメッセージ

その月に必要なメッセージをお届けします。
2020年3月をより快適に過ごすための
ヒントにしてくださいね♪

******************************

今月のキーワードは
「 Harden【ハーデン】〜固める〜」

英語では
To make hard
固くする、という意味のHarden。

足もと、身の回り、身近なところを
しっかりと固めていくのが今月のキーワード。

大きく遠く向かって羽を広げていくよりも
コンパクトに動いていく。

自転車のように、
自分自身の足でペダルを踏みこみ
足の筋肉を使って回転させながらスピード調整。

自分の生きる分量を
自分で動かせる分だけで十分。

小さくまとまってしまうように思えても。

後戻りしてしまうように感じても。

先行きが濃い霧に包まれているような
気持ちになったとしても。

今はただ、
霧の先に何があるのか考えるよりも

ひとまず視界が良好なところで
出来る限りのことをする。

以前ならここで 
両手を思う存分伸ばしていたのに。

縮こまった足はきゅうくつで
いつまでも同じ姿勢だとしびれてしまいそうだけど。

でも、周りの状況によって
“固まってしまう”のではなく

自らの足を踏みならして
あえて“固める”

固まってしまうと
心が硬直したり、硬化して
ともするとガンコになってしまう。

自分で固めていくのは、ある意味での
覚悟と責任が伴い、それによって
強くなっていく。

Harden ハーデンは、

強くする、鍛錬する、鍛える 

と言う意味の一方で

頑固になる、無情にする、無感覚にする

と少しアブナイ意味も含まれる。

行き過ぎると固まり過ぎて
柔らかくしなやかな状態に戻すのに
時間がかかるから、

今はくれぐれも来たる時のために
パワーは温存しておいて、出来る限り

小回りが利く範囲の中で
効率よく、そして確実に
成果が上がるくらいの歩幅で。

なんなら前に進めなくても
その場で足踏みをしているだけでも大丈夫。

それだけで足もとは
しっかりと固まっていく。

兎にも角にも動きを止めず
フリーズせずに、

入場門の前で
行進を待つ時のように
“いち、に !いち、に!”と
手を前後に振って、
足を交互に上げ下げしながら
大地を踏みしめていけば

その中から見えてくる
大切なことがきっとある。

あなたにとって大事なもの。
これから育んでいきたいこと。

霧が晴れたら動き出してみたい何か。

今はそれがまったくわからなくても
それはそれで、その時まで焦ることなく。

もうすでに見え始めている人も
じっくりと地固め、身固めを。

勢いに流されたり
糸が切れたように浮遊するよりも

よけいなことは、
ぶるんぶるんと振り払って

何も考えず、ワンツー ワンツーと
たとえ前に進まなくても
同じ場所でも踏み続けているうちに、

いつのまにか土台の一部が固まって
揺るがない基盤となり

それはまたチャンスが到来した時への

「ジャンプ台」へと

姿を変えていくことだろう。

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