KAORU♪の「気ままなダイアリー」

KAORU♪が見つけたステキな風景、出会ったおもしろいできごと、おいしい料理などを“気が向いた時”にご紹介します。

★食いだおれニューオリンズ!

2020年03月08日 | Time in ニューヨーク
ニューオリンズで食いだおれの旅♪

朝は、ニューオリンズ発祥の
「バナナフォスター」のフレンチトースト。






バナナをバター、ブラウンシュガー、シナモン、ダークラム、
バナナリキュールでフランベしたソースと

アイスクリームがのっていてクルミと
バナナチップスも添えられていた。

そんなに甘すぎず、フレンチトーストと
ほんのり塩味の塩キャラメルのようになったソース、

アイスクリームにバナナが絶妙でめちゃウマ❣️❣️❣️

そしてランチは
チェーン店のようにあちこちにあったカフェ

「WILLA JEAN」へ。








昨日はシーフードガンボだったので、

チキンガンボ。そしてホワイトビーツとルッコラ、オレンジ、ピスタチオのサラダ。それからコーンブレッドを。






コーンブレッドは今までで一番の美味しさ。
日本では食べたことがないけれど
こっちでは少し温めてあり、
バターとメープルシロップやハニーなどが添えられている。






夜は、絶対コレを食べずに帰れない、
と思っていたCrawfish クロゥフィシュ、ザリガニを。








ん〜!
やっぱりニューヨークで食べたのより数倍美味しい!!!
食べるところもあれより断然ある。

そしてザリガニのクリームスープも。






ちょっとしょっぱくて水をたしてみたら、
ぬるくなっちゃったけど、
これまた濃厚で美味。






↑ココでザリガニ茹でてます



↑チェーンのリールを巻いて上げ下げして茹でる昔ながらのやり方






食べることが大好きなリオは
毎食ごとに時間をかけて丹念に調べ上げ、
友人やホテルの人、タクシーのドライバーなど
地元の人たちに手当たりしだいに
聞き込み調査をしながら絞りこんでいく。

食への直観が冴えわたっているため(笑)
ほぼハズさないので、私はまる投げ状態。

次の食事のために歩いて

時間かせぎしておなかがすくのを待つ、

そんな時間を過ごしていたほど。


Creole クレオールと呼ばれるFrench Caribbean フレンチカリビアンな
伝統的なルイジアナ料理、予想以上なクオリティ。

今度は料理教室にも参加してみたい♪








旅に出た時には0人だったのに、
ほんの1週間で東京をあっという間に
上回り、戻ってきたら
非常事態宣言が発令されたニューヨーク。

昨日、地下鉄に乗ったら
マスクをしている人はたったの2人。

消毒液やマスクや風邪薬の棚は空っぽだと
ネットのニュースでみたけど
トイレットペーパーはあるらしい、と聞いた。

え?非常事態宣言出されたの?
知らなかったよ。で、何したらいいの?

驚いた様子もない。

えー、知らなかったの?
あんなにテレビやラジオつけてるのに。

ん〜、何したらいいとか、これはしないで、とか
そういえば知事さん、なんか言ってたかな?
手洗いとか、くらいだったかしら。

全米での大きなフェスやイベントは
ぼちぼち中止のニュースも流れてはいるものの…

今日の夜はアッパーイーストサイドの
イタリアンレストランで演奏するから
気が向いたらおいでよ。

そうそう、水曜日の夜の
ジョージアンレストランも予約しなきゃね!

だ、大丈夫なの?

なんで?

…確かにどこからも自粛通達出てないかf^_^;💦

地下鉄でも、ちょっと心配していた
アジア人だからと見られることもなく
いつも通り。

(でも、こういう時はオーラ消して
透明になるイメージしていきます)

いきなりきた非常事態宣言も、こっちの人たちは
パニックになる様子もなく
ピリピリとした緊張感もなくてビックリ💦

目まぐるしく動いていく状況で
明日はどうなっているかわからないけれど、
見守っていくしかない。

そして、とにかく目の前のことに集中していこう。






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★ニューオリンズの旅で

2020年03月08日 | Time in ニューヨーク

ニューオリンズが大好きな場所のひとつになった。


街の中を走るかわいいトロリーバスは1日乗り放題でたったの3ドル。


足を踏み入れたとたん、車掌さんが

今、バースディパーティーをやってたところなんだ。

Happy birthday!と言わないとここには入れないよ!」と言うと、

車内からイェーイ!!!と歓声が上がった。


リオが、ハッピーバースデイ!

誰が誕生日なの?と言いながら車内に入ると、


はーい!私よ!と最前列右の女性が手を挙げた。そして左側の女性がさぁ、奥の席に座って!!!と私たちを促す。

車内は楽しそうなムードに包まれている。





ん?プライベートのパーティー?

これは公共の乗り物だよね?


戸惑いながら車両の奥に進んでキョロキョロと見渡していると、高齢の白人男性が手まねきして、ここにおいでよ!と席を立って私に譲ってくれた。


そして隣に座る奥さんの前に立ち、何度もお礼を言う私に

いいんだよ!座って!ぼくはプロフェッショナルだからね!と、このトロリーの常連さんだからプロなのか、とにかくそういって笑顔で私に答えた。


その後も運転手さんは大きな声で客席に向かって何かを言い、そのたびに前の方の席の人たちは、わー!と盛り上がり乗客たちを笑わせ続けて、なんだか胸が熱くなる。

ほどなくして終点になり、

Thank youと降りるたびにありがとうの言葉が行き交う。


そして最後の乗客が降りて、今度は停留所で待っていた人たちを運転手さんは、ウェルカム!と言って乗降口に立ち11人の顔を見ながら迎えた。


そして高齢の女性には手を出してステップを上がるお手伝いをしている姿にまたホロリ。





夜にはリオの友人のJAZZを聞きに夜の街へ。







十数年ぶりの再会というドラマーのリッキーに、初めまして、とあいさつをすると、


ニューオリンズは初めてなの?どう?

Do you like New Orleans?


Yes!私は即答するとリッキーはとても嬉しそうだった。


タクシーのアラブ系の発音で話す運転手さんも、ニューオリンズは楽しいかい?と聞いてきた。

もちろんよ!と答えると、そうだろう?いいところだよ。と言う。


みんな、ここに誇りを持って生きている。


なんだかんだ、自分の住んでいるところに不満不平を言うことがあってもやっぱり好きなのだ。


だから、他の人が好きだと言ってくれたら本当に嬉しいし、

キライだと言われたら少なからずショックを受ける。それはそれでとても自然な気持ちなんだと思う。


けれど、それをも乗り越えて、今いる場所を、そして周りにいる人々を、この時、この瞬間を


そして自分自身もひっくるめて全て愛していく時なのかもしれない。


いや、きっとそうに違いない、と私はそう信じていこう。







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