KAORU♪の「気ままなダイアリー」

KAORU♪が見つけたステキな風景、出会ったおもしろいできごと、おいしい料理などを“気が向いた時”にご紹介します。

★ 「“花と暮らす”NY的スローライフ」 〜100本のスミレを集めて〜

2021年05月22日 | Kaoru ♪の【New York 的スローライフ】
【Slow life with flowers 】
“花と暮らす”NY的スローライフ
〜100本のスミレを集めて〜

3週間ぶりのペンシルベニアのカントリーハウスは
すっかり春から初夏の兆し。

裏庭は咲き終わったタンポポの綿毛が舞い、
いろんな草が伸びていた。








まるで誰も住んでない館になってるよ…
早く芝刈りしなきゃ!と着くなり
そうつぶやいている。

足を踏み入れるとスミレが
いっぱいに咲いている。








明日にはみんなガーっと
芝刈り機で跡形もなく刈り取られてしまう。

ちょっと待ってて!

できる限り摘んでアレンジに使いたい。
言って急いで庭に出て
水を張ったカップにそっと挿す。

そうだ、100本のスミレを摘もう。

写真を撮ってアプリで調べてみると
「アメリカスミレ」と出てくる。
そうか、ここ固有の種類で
日本のスミレとはまた少し違うのか、と
思うとまた嬉しくなってしまう。

そのほかにも数種のスミレがあるらしく、ラベンダー色からスミレ色、バイオレットまで
まるでグラデーションのようである。

そして、イヌノフグリのような紫色の花も。





これは日本名は「カラフトヒヨクソウ」
Veronica ベロニカの一種なのだそう。

それからガーデンの草取りで
根っこごと抜かれていたワイルドストロベリー。

乳白色の器は先日、
Callicoon カリクーンのスイフトショップ
(さまざまな慈善団体や貧しい人々に
その売り上げ金を寄付するお店で
格安でいろんなものが揃っている。
家にある不要になったものを持ち込んで
寄付していくシステムで、
新品から中古品まで結構掘り出しモノが
あるので楽しい)で見つけた花びん。






花留めは花の咲き終わったスイセンの葉を
10本、器の内側に添わせて落とし入れ
最後に安定するように枝垂れ桜の小枝を
かましてしっかりと固定。
器から見えるスイセンの葉は
デザインの一部でもある。






細長い葉と葉の間に繊細なスミレの
細い茎を入れる。100本を超える本数は
思った以上に時間がかかったが
たとえわずかな時間であったとしても
少しでも長くその可憐な花を
咲かせ続けられますように、と願いながら。






上からのぞくと中央から水が見え
ワイルドストロベリーの根っこも見える。









カントリーハウスを彩る
春の終わりのナチュラルアレンジ。

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