残りわずかとなったペンシルベニアの
カントリーハウスでの暮らし。
ただいま、パッキングの真っ最中。
それぞれほしいもの、
寄付に持っていくもの、処分するもの、
ストレージ(倉庫)で保管しておくもの
誰かが引き取ってくれるもの
次にここに住む人たちに置いていくもの…
ファミリーの思い出が
いっぱい詰まったモノたち。
以前からここに来るたびなんて
素敵なんだろう、と眺めていた食器や
デコレーション、そして家具たちは
ついに私のところに来ることに。
割れたり傷ついたりしないように
緩衝材で包み、段ボールに
一つ一つ入れる作業は甘くせつない。
だんだんと年を重ねて、ニューヨークから
3時間ほどかかるここを維持していくのに
限界が来ていて、どうする?
という話にずっとなっていた。
コロナのロックダウンでは
ここがあったから救われた。
念願だったカントリー暮らしも
一年以上たっぷり満喫できたのは夢のようだった。
ついに、と決めてから市場に出して
次の住人が決まるまで驚くほど
スムーズで一瞬の出来事だったのも
これも流れとしか言いようがないのだと思う。
すべてに時がある、とはこのこと。
来月の明け渡しまで
行ったり来たりしながら
ここの空気を体いっぱいに吸い込んで
そして湖から昇る朝陽の光を浴び
晩秋の風景を見て、
丘の上に落ゆく夕陽と
銀色に輝く三日月を仰ぐ。
刻一刻と変化する美しい地球の壮大なスクリーンを眺めながらの
ほろ苦くも楽しいSweet bitter スイートビターな時間。
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