須玉日記

母と子、たまに父による写真日記。

世田谷城址公園のイヌシデ

2010-03-07 09:58:31 | 樹木
2010年3月7日 <父>

公園は、大規模な改修工事が行われています。

老木の剪定や伐採、桜の植栽工事などの中、このイヌシデの大木は
全く手が加えられず、自由に枝をのばし春の芽吹きを待っていました。

知る人ぞ知るこの公園、かつて世田谷線の松原に暮らしていた遠藤周作は、
散策の際に世田谷城のことを知り、短編集「埋もれた古城」で触れています。

世田谷城の跡(1590年に廃城)は、小さな公園内に残された土塁と空堀
のみです。
イヌシデのある土塁上部まで上がり、北側にある豪徳寺境内もかつては城域
にあったのかと戦国時代に思いを馳せました。



コメント
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