須玉日記

母と子、たまに父による写真日記。

11月の若林公園

2011-11-19 09:23:42 | 樹木
2011年11月19日 <父>

11月8日に久しぶりに世田谷の若林公園を訪れました。この日は立冬でちょうど
アカマツに「こも巻き」が行われた直後のようでした。






「こも」はわらを粗く編んだむしろのこと。マツカレハの幼虫(マツケムシ)が
越冬のため、枝葉から幹を伝わって地中に移動する性質を利用した伝統的な害虫駆除
方法です。こもに集まった虫を春先に取り外して燃やします。

殺虫剤を使用しないすばらしい管理方法だと感心していたら、こもにあつまった天敵の
虫も同時に駆除したり、マツケムシがあまり集まらないなどの問題もあるようです。

冬の風物詩としては風情があって良いですね。姫路城では、城の景観を引き立てる意味
合いと割り切って実施されています。


この公園を先に進むと、ドングリがたくさん落ちていました。殻斗(帽子部分)は、
ついていません。形も普通のドングリと違い先端がとんがっています。






そう、スダジイの実ですね!食べられるドングリなので、試してみたいと思います。

スダジイは常緑樹ですが葉の裏が茶色をしていて、見上げた時に枯れているように勘違い
するかも知れません。

公園にあるのは大木がほとんど。低い枝を見つけて、手を伸ばしてなんとか撮影。
スダジイの葉の特徴がわかりますか。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする