2011年11月6日 <父>
10月25日東京都世田谷区にて。道路沿いのランタナで見慣れない蝶を
みつけました。まずは、逃げられる前に一枚。これだとランタナの花の写真
と思われますね。
こちらがじっとしていると、安心したのかすぐ近くの花にやってきました。
広角接写で蝶は目の前にいる感じです。
あとから図鑑で調べて、ツマグロヒョウモンの雌とわかりました。
本来、南西諸島から本州西部にいたのが、生息域を拡大し、現在は関東地方
でも普通にみられるようになったとのこと。以前、テレビで報道していた
記憶がありますが実際にみたのは初めてです。
温暖化の影響かと思ったのですが、食草であるスミレ科植物のパンジーや
ビオラが広範囲に植えられるようになったのが原因のようです。
雌の方が目立つ模様をしていて不思議に思ったら、毒蝶のカバマダラに
似せて外敵から身を守る「擬態」だとわかりました。
種族保存のために必要だったのです。奥が深いですね。
ただ、カバマダラは南西諸島から生息域を広げていないので、擬態をしても
都会の野鳥は、ツマグロヒョウモン♀が毒蝶で食べると不味いと認識してい
ません。
食べ物が豊富で野鳥が少ない都会は、この蝶にとって最も生息しやすい環境
なのかもしれません。
10月25日東京都世田谷区にて。道路沿いのランタナで見慣れない蝶を
みつけました。まずは、逃げられる前に一枚。これだとランタナの花の写真
と思われますね。
こちらがじっとしていると、安心したのかすぐ近くの花にやってきました。
広角接写で蝶は目の前にいる感じです。
あとから図鑑で調べて、ツマグロヒョウモンの雌とわかりました。
本来、南西諸島から本州西部にいたのが、生息域を拡大し、現在は関東地方
でも普通にみられるようになったとのこと。以前、テレビで報道していた
記憶がありますが実際にみたのは初めてです。
温暖化の影響かと思ったのですが、食草であるスミレ科植物のパンジーや
ビオラが広範囲に植えられるようになったのが原因のようです。
雌の方が目立つ模様をしていて不思議に思ったら、毒蝶のカバマダラに
似せて外敵から身を守る「擬態」だとわかりました。
種族保存のために必要だったのです。奥が深いですね。
ただ、カバマダラは南西諸島から生息域を広げていないので、擬態をしても
都会の野鳥は、ツマグロヒョウモン♀が毒蝶で食べると不味いと認識してい
ません。
食べ物が豊富で野鳥が少ない都会は、この蝶にとって最も生息しやすい環境
なのかもしれません。