須玉日記

母と子、たまに父による写真日記。

28年前の冬至

2014-12-23 12:24:11 | 太陽・月・星
2014年12月23日 <父>

昨日は冬至。新月と重なった19年ぶりの朔旦冬至(さくたんとうじ)で話題になっていました。
28年前、冬至の低い太陽を魚眼レンズで撮影したのを思いだし、今朝、スライドファイルを
調べたら見つかりました!

自宅近くの多摩川の河原で、魚眼レンズをつけ、南中を挟んで4回ずつ計9回、1時間おきに撮影
しました。「太陽のネックレス」ですね。


 1986年12月22日 7時39分から15時39分まで1時間おきに9回多重露出。
 ミノルタXE 7.5mm F22 1/1000秒 コダクローム64 

多摩川の土手で朝から晩まで撮影するのはつらいです。と言っても1時間1回シャッターを切る
だけですが。
昼食の差し入れに<母>と<子>の兄が来た時は、本当にうれしかったです。
撮影中、他には誰にも会いませんでした。


魚眼レンズで撮った星空写真も同じファイルにありました。冬至から1週間後に清里高原で
撮影しました。
ISO1600の高感度スライドフィルムが発売され、短時間(それでも15分ですが)
でこんなに星が写るのかと感動した記憶があります。
高感度デジカメなら20秒ほどで撮れるかも知れません。隔世の感があります。


 1986年12月29日 19時57分から15分露出 
 ミノルタSR-1S 7.5mm F4 フジクロームP1600D
 東(左)にオリオン座、西(右)には木星と火星が明るく写っています。

※今日の朝刊に、コピーライターの岩崎俊一さんの訃報が掲載されていました。
東急沿線スタイルマガジンSALUS(サルース)に「大人の迷子たち」を
連載していて毎月楽しみにしていました。軽妙なエッセイでもう読めなくなると
思うと残念でなりません。ご冥福をお祈りします。
コメント (4)
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