2021年10月25日 <母>
下水処理場を出て、多摩川沿いの道を更に上流に行くと、
錆びた鉄道の車輪が展示されていました。
これは、八高線多摩川鉄橋で起きた事故のモニュメントで、
事故の概要をネットから引用しました。
「事故は、終戦から九日目の早朝に起きた。終戦直後の混乱に加え、豪雨に人為的な連絡ミスが重なり、単線の鉄橋に上り下りの列車が同時に進入した。犠牲者の多くは復員兵や疎開先から地元に帰る学生らだったとされる。衝突した車両のがれきは運行再開のために多摩川に落とされ、鉄不足の中、少しずつ持ち去られたという。」
激しい暴風雨で、多摩川に濁流が渦巻いていたのも、死者が増えた原因だったそうです。
今は訪れる人も少ないそうですが、前に置かれたベンチで、ご老人二人が語らっていました。
ちょうど八高線が通りました。
八高線をくぐります。
トリの対策かネットがあり、モアレ模様がオモシロイ。
その先で河原へ降りると堰があって、しばし撮影タイム。
2枚目とは、反対側からの八高線。