5月29日(木)より
昨日の事。
母が、トイレから「ほれ、これ」と言う。
なんとペーパーに血がにじんでいるではないか!
驚いて見てみると、肛門に直径5センチほどの見慣れないものがへばりついている。ぷわぷわと柔らかく、半透明で真っ赤なものが透けている。ひょっとして腸????
急遽、病院に連れて行く。(二時間待ち)
やはり腸であった。加齢とともに腸を支えている筋が緩んでいるところへ、何度も便を出すのにいきんだためにぬるっとした粘膜の部分から滑り出てしまうのだそうだ。老人によくあることだと言う。
昨年母は、やはり加齢による筋力の低下による脱腸の手術をしているので、事態は想像できた。
それにしても、肛門から出てくるとは・・・
この生々しさは、かなりの衝撃である。
思い当たったのは、母の運動不足。
週二日のデイサービス以外は、家を出ることがほとんどなく、仕事である洗濯物を干した後は、寝ているか、庭の草取りをするくらいである。とにかくベッドに横になっている時間が長い。
「もっと歩きなよ」と言っても一人では歩かない。
犬の散歩に誘うが、出かける用意が間に合わない。
2回ほど行ったことがあるが、犬のペースで歩いて、ばてて寝込んでしまった。
母のペースだと、犬には運動不足。犬の運動不足は、私の運動不足でもある。
母との別の時間をとる余裕がない。
ということで、つい「母の散歩」は、気になりつつ据え置き状態になっていた。
こんなところで出てくるとは・・・。
「腸が出ている」のは便意と似ているのだろう。「大便が出そうだ」と頻繁にトイレに行く。
「いきんではいけない」理由を毎回説明するが、母にとってはいつも「初耳」。
そこで、目の前の壁に「絶対きばらない!」と書いて貼った。
しかし、「腸」をふき取ろうとしたり、パットがうまくはさめなかったり・・・母がトイレに行くたび、ついていかねばならない。
医者がさらりと言った言葉を思い出した。
「いきまなくてもいいよう便を柔らかくする薬で
2週間様子を見ましょう」。
2週間!?
その実態と時間の長さがようやく見えてきた。
「散歩・運動不足をあなどるなかれ」である。
昨日の事。
母が、トイレから「ほれ、これ」と言う。
なんとペーパーに血がにじんでいるではないか!
驚いて見てみると、肛門に直径5センチほどの見慣れないものがへばりついている。ぷわぷわと柔らかく、半透明で真っ赤なものが透けている。ひょっとして腸????
急遽、病院に連れて行く。(二時間待ち)
やはり腸であった。加齢とともに腸を支えている筋が緩んでいるところへ、何度も便を出すのにいきんだためにぬるっとした粘膜の部分から滑り出てしまうのだそうだ。老人によくあることだと言う。
昨年母は、やはり加齢による筋力の低下による脱腸の手術をしているので、事態は想像できた。
それにしても、肛門から出てくるとは・・・
この生々しさは、かなりの衝撃である。
思い当たったのは、母の運動不足。
週二日のデイサービス以外は、家を出ることがほとんどなく、仕事である洗濯物を干した後は、寝ているか、庭の草取りをするくらいである。とにかくベッドに横になっている時間が長い。
「もっと歩きなよ」と言っても一人では歩かない。
犬の散歩に誘うが、出かける用意が間に合わない。
2回ほど行ったことがあるが、犬のペースで歩いて、ばてて寝込んでしまった。
母のペースだと、犬には運動不足。犬の運動不足は、私の運動不足でもある。
母との別の時間をとる余裕がない。
ということで、つい「母の散歩」は、気になりつつ据え置き状態になっていた。
こんなところで出てくるとは・・・。
「腸が出ている」のは便意と似ているのだろう。「大便が出そうだ」と頻繁にトイレに行く。
「いきんではいけない」理由を毎回説明するが、母にとってはいつも「初耳」。
そこで、目の前の壁に「絶対きばらない!」と書いて貼った。
しかし、「腸」をふき取ろうとしたり、パットがうまくはさめなかったり・・・母がトイレに行くたび、ついていかねばならない。
医者がさらりと言った言葉を思い出した。
「いきまなくてもいいよう便を柔らかくする薬で
2週間様子を見ましょう」。
2週間!?
その実態と時間の長さがようやく見えてきた。
「散歩・運動不足をあなどるなかれ」である。