今日はどんな人に出逢うかな?
おむすびティータイムは、
参加者で作るライブの場です。
2009年3月10日(火)より
今日の参加者は、13人。
中でも嬉しかったのは、18才の男性が参加してくれたこと。
自分の息子のような方の参加は、初めて!
「母が、仕事の合間を縫って参加しようとするのは、
どういう場なんだろう?
と思って参加しました。
でも、ドキドキです」。
よく参加してくれました。
ありがとう!
彼の進路によっては、「もう一度参加」は、ないかもしれません。
それなら、ぜひインタビューゲームをしてもらいたい。
私は、そう思いました。
だって、インタビューゲームには、
社会に出て役に立つことが、たくさんありますから。
●「聞く自由」「話さない自由」
「聞きたいことを聞いてもいい」
「話したくないことは、話さなくていい」
『話す自由」はあっても
「聞く自由」「話さない自由」
て、案外言われていないような気がします。
この自由は、インタビューゲームの根底にあること。
そして、本来当たり前のことです。
でも、実際には、どうでしょう?
「聞けば、解ける誤解」
「聞かないから、わからないこと」
そんなことが、たくさんあるように思います。
「どう思われるか」を気にして、聞けない・・・。
話したくないのに断れなかった・・・・
と後悔することもあります。
三つの自由が当たり前であれば、心地よい関係になる。
そんな体験が、インタビューゲームでできるのです。
●「違い」を受け入れる
自分が思っているように他人が聞いてくれているとは、限らない。
これも本当は、当たり前のこと。
でも、「自分が話した通りに他人は聞いてくれている」と勘違いしてしまうものです。
インタビューゲームの中の聞いた話をまとめたものを読む場面。
特に声を出して読み上げるとき、違和感を感じたりします。
人によって受け取り方がずい分違うんだと感じもします。
自分と違う「他人」
自分が思っているのとは違う「自分」を
受け入れる練習にもなるんです。
●受け手による違い
この日、人数が奇数だったので、私は一つのペアの話を聞かせていただきました。
そして、同じ人の話を18才の男性と私がまとめました。
読み上げてみて、びっくり!
「18才の男性」と「47歳の女性」で、
受け止め方、着眼点が、こんなに違うんだ~!
思わず、感嘆・大爆笑!
2人のまとめた文をご紹介いたします。
★「新しい私」 ~「18才の男性」によるまとめ~
最近、とあることに気づきました。
それは、
「自分の努力の前に、あたりまえと思われている、実はそうじゃないものがある」
ということです。
これまでは
「私が!私が!」といった感じでしたが、
先日娘が高校を卒業しました。
するとどうでしょう。
ピチッとした制服に身を包み、
髪型もフォーマルな感じだった彼女に変化が訪れたのです。
まとめていた髪を下ろしたのでしょうか。
どこからか、前髪が現れ、髪にパーマがかかり、
まるで「よそのお姉さま」にでもなったかのように思いました。
当たり前のように一緒にいたあの子が、本当は当たり前ではなく、もっと素敵で、いろんなことを教えてくれる、とてもありがたい存在だと気づいた瞬間でした。
それ以来、娘のおしゃれを楽しんでいる私がいます。
それに、こうして自分が変わると、
見えてくるものが増えるだけでなく、
もっと多くのものを見たい・知りたいと思うようになりました。
新しい自分を精一杯楽しみたいです。
私生きています。
今を生きています。
★「18才の男の子と話せて、私幸せでした!」
~「47歳の女性」によるまとめ~
私が今気になっていることは、二つ。
一つは、
「自分が努力したら、誰かが助けてくれる」と思っていたけど、
違うんだ、逆だったんだということ。
環境が整っていたから、自分が努力することができていたんだ。
まず、そのことに感謝すべきだったんだ、
とつい最近気がついたのです。
そう思えるようになったら、
すべてがありがたいと思うようになりました。
もう一つは、「老い」について。
18才の娘が大学生になります。
制服で飾りっ気もなかった娘が、おしゃれをし始めたら、
なんと可愛くキラキラしていること!!
親ばかというのではなく、
18才には、18才の美しさ。
若さゆえの美しさがあることを実感。
それはもう私には、絶対にありえないこと。
だったら、年老いていく私は、どうしたら美しくいられるだろうと考えました。
違う考えを受け入れるような度量を身につけたり、
ずっと学んでいくことが必要なんだろうな。
また、お茶の作法のように型を身につけ、
にじみ出てくるような美しさもあるといいな。
自分の意識一つで、世の中メッセージだらけなんですね。
やることいっぱいで、私幸せです。