すぎなの風(ノルウェー編)       ∼北欧の北極圏・トロムソから∼

北欧の中のノルウェー、
北極圏でも、
穏やかで住みやすいトロムソから
お届けいたします。

 海外からも車で、バイクで、来るはずだわ!-ひらめきの旅」から-

2020-08-24 | ノルウェーの自然

●ノルウェーの移動手段は?

皆さん、もしできるなら、地図を見てください。

ノルウェー西側海岸は全てフィヨルドです。

正面に見える場所に
いつもぐるりと遠回りしている感じです。

じゃあ、内陸で近道!
と思っても、山は岩、岩、岩。

さらに、島も多い。

線路を敷くには、とてつもない労力と費用でしょう。

ですから、北ノルウェーに電車は走っていません。(NARVIKまで)

そこで、ノルウェーでは、船が発達し、
車が重要な移動手段なんですねえ。

日本人が運転するには?

今回の旅で満足したことの一つ。


相方さんと交代して、私も運転できたこと。

凍る季節は、旅行者にも絶対に勧めません。

でも、夏は大丈夫です。
ただし、右側走行経験のない人には少し勉強が要ります。

右側走行、右側優先、本線指定標識、
郊外では、信号はなくランドアバウト。
追い越し可か不可か。
スピード標識。

これらを押さえたら、郊外は大丈夫。

ただ、速いんです。
高速道路はなく、郊外は一車線で80㎞/hが通常速度。

当初は、ビュンビュン走る車と対向するのが怖かった!
でも、慣れるものですねえ。

場所によって、30㎞~90㎞の指示があるのですが、

返って楽しくなります。

では、脳内ドライブとまいりましょう。

トロムソを出て、すぐ出会うのが、これ。

鏡のようなフィヨルド。お天気が良ければ、この連続です。

内陸部を走り、ビューンと下る。これまた、爽快!


山を見ていると、
氷の仕業の不思議と巨大な力に、圧倒されるばかり。
 
そして、ふいに現れてくるものに
いつも思う。
これは、海? それとも湖?
 
 
 
トンネルも多い!
時には、海底トンネルも。
今回のトンネル最長、8.6㎞。
 
暗いトンネルもあり、かなり集中力が要るけど、これもスリル。
 
村が近いんだな。低スピードが、いい気休めになるわあ。
 
以前はキリスト教が国教だったため、
ほとんどの村に教会があるようです。
 
トラクター!よけてくれてるんだろうけど・・・
ま、のんびり行こう!
 

爽快で、1時間なんて軽く走ってしまう。
だから、休憩して、交代!

眺めのいいところに 休憩所があるもの。
でも、トイレ、ごみ箱、ベンチだけ。
日本のインターのようなお土産やさんの光景は、
ない、ない。
 
だから、これは想定外で、嬉しかった!
 

地元の摘みたて苺!
日本の無人スタンドを思い出す。
でも、ここでさえ、カード支払い。
 
また、休憩するには、
コンビニがくっついたようなガソリンスタンド。
 
充電スタンドが、結構ある。
 
コロナだけじゃない。
時代は変わってるんだわあ。
 
 
休憩、ランチしたら、また出発~!
 

島ではありませんよ。
フィヨルドの反対岸にあるのです(Hamarøya)
むむ…、気になる。

なんと美しい!
それも、そのはず。
これが、ノルウェーの「国の山」、ステーティン(Stetinden)。
日本の富士山のようなもの。
 
さあ次は、車ごとボートに乗り込みますよ!
夏は、このボートの運航場所も本数も増えます。
しかし!
えー、もうこんなに並んでる‼ 乗れる?
 


これが、乗れるんですねえ。
 
スカルベルゲ(Skarberget)を後にしてボグネス( Bognes)へ20分
 
車から降りて、屋上で景色を眺めたり、カフェで一服したり。
運転せずとも、近道できて、想像以上にいい時間。
 
Engeløya(エンゲロイヤ)という小さな美しい島に渡る。
細い橋?海上道路?とにかく、海が近い!
 
と、今日はこれくらいで終わりにしましょう。
 
お疲れさまでした。
さあ、今日はゆっくりお休みくださいね!
 
イタリアからのバイク連れに会ったり、
フィンランドからの車も多く見かけました。
 
かなりの距離で、いろいろな所に立ち寄ったけど
渋滞、ゴミがない。
喧騒としたところが、まったくない。
 
確かに、自然好き、運転好きにはたまらないかも。
現にこの私が、あちこち運転して行きたくなっている。

次回は、
第2話:キャンプ場もいろいろ、こんなにあるんだ!
をお届けいたします。
 
どうぞお楽しみに~!
 
※写真はイメージで選んだので、
 地理的順番はむちゃくちゃです!
 あしからず。

 

コメント
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