トロムソの空港は、予想以上に人がいる。
機内は、
3席2列の窓際、通路側だけ使用で、ほぼ満席。
飲食はなし。
ホテルの朝食は品数が少ないが、人も少ない。
空港からオスロ市内までの電車もガラガラ。
朝9時でもあり、
Oslo.S(オスロ・セントラム)から徒歩15分、
オスロのメイン通りだが、人がいない。
カフェもレストランもほとんど閉まっている。
Oslo.S(オスロ・セントラム)から徒歩15分、
オスロのメイン通りだが、人がいない。
カフェもレストランもほとんど閉まっている。
お城に続く、Karl Johan (カールヨハンス通り)
パスポートの受け取りまで、4時間半もある。
さあ、どうする?
● 思いもしていなかったものが!
携帯がない・・・?
外のベンチで かばんの中身を店開き。
それほど人がいなかった、ということです。
見つかって、ほっとした瞬間、
突然目に飛び込んできたものに
目を見張る。
な、なんと、桜!
オスロに桜あったんやあ!
しかも、今が満開。
今日は、トロムソでは、まだできない
「花めぐり」といきましょう!
● うーん、日本の春を思い出す。
パンジーが、もうこんなに!あれ、日本では「まだ」かな?
う・・・名前が分からない・・・
タンポポも もうこんなに大きくなってる!
ああ、10月に球根植えるのを、去年も忘れたんだった・・・
これは、レンギョウではないかい? うん、似てる!
これは、こぶしでしょ。 まるで、日本に帰ったみたい。
さあ、お城の公園に入ってみましょう。
らっぱ水仙! この黄色といい、音が聞こえそうで、好きなのよね。
王室を目の前に、誰でも通れる、寛げる。これは、驚きますよ。
小鳥もたくさんやってくる。全く人を怖がっていない。
● お城の公園にも 桜が育っている!
あの薄いピンクの花は、もしや・・・?
やはり!
私が見慣れ種類とは違うようだけど、
まぎれもなく桜。
桜の花の下に佇んでいると
涙が滲み湧いてくる。
母国に帰りたくても帰れない人が
世界にどれほどいることだろう。
一国の中でさえ、身動きが取れない時。
私だけじゃないんだと、いい聞かせてきた。
ところが・・・
封印していた暗号を
誰かが、声にもせず囁いて、
魂の蓋がそっと開いたかのよう。
どれほどの年月とサポートを受けて
ここまで育ってきたのか。
ここまで育ってきたのか。
今、その桜の木の下で、
この国の子どもたちが、戯れている。
そんな光景も、
ただただ幸せ。
日本に帰れなければ、
この時季に オスロに来よう。
結局、お城公園で
まったり花見日和となりました。
えっ? パスポート?
はい、無事受け取って帰りました。