すぎなの風(ノルウェー編)       ∼北欧の北極圏・トロムソから∼

北欧の中のノルウェー、
北極圏でも、
穏やかで住みやすいトロムソから
お届けいたします。

極夜前の地元のクリスマスマーケット

2024-11-22 | ノルウェーの福祉












昨日から、トロムソでは
太陽が見えないmørketid(モルケティード:極夜)が
始まりました。
極夜の到来は、
Jul 始まりでもあります。
毎年、この寸前に開かれる
Julemesse(クリスマスマーケット)
行ってきました。

主催は、歴史あるKvaløyaslette(クバロヤスレッタ)、
会場はトロムソ博物館のホール。
ま、全く色気はないです。
でも、町から「トロムソ博物館行き」バスで10分、
毛糸の製品(もちろん全て手作り)品が豊富です。

ここに住んで約8年。
帽子も手袋もマフラーも、
必要な分は揃っている。
オーナメントも
義母から譲り受けて、
十分。

あれもこれも欲しくなるけど、
がまん、がまん。

でも、あと何回来れるか、
と思うと、買っちゃいました。

毎年「いいな~」と見ていたものから。





リネンと綿の織物。
タぺストリーにもできるかな。
毛糸文化は充実していますが、
自家製織物が出るマーケットって、
トロムソで、他にあるのかなあ?



これ、初めて見る!
白地は羊の皮。
針で染色して絵付け、
中に詰めてあるのは羊の毛。
軽くて、触感が心地いい。



これまた、見たことがない木地。
ライラックですって。
ライラックは、
私たちが結婚した日に
花盛りだった記念の木。
蓋と本体の木目が、美しく合います。
二人して「買おう!」
指輪も作らなかった私たちの
「今頃記念」に。

日頃お目にかかれないものに出逢えるのも
クリスマスマーケットの面白さ。

さあ、これからクリスマスの飾りつけです。

日本も寒くなってきましたね。
皆さん、体に気を付けて、
機嫌よくいましょうね。
コメント
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