すぎなの風(ノルウェー編)       ∼北欧の北極圏・トロムソから∼

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インタビューゲームは、震災の備えになる!

2011-04-27 | おむすびティータイム

震災の後、
おむすびティータイムを発信することになり、
インタビューゲームの意味をまた一つ、発見しました。

PTSD予防って、何?

  この度の震災で、神戸の震災の経験からも予測されていたのが
PTSD(心的外傷後ストレス障害)の多発。

 PTSD(心的外傷後ストレス障害)とは・・・

危うく死ぬまたは重傷を負うような出来事。
今回であれば、地震・津波ですね。
それによって受けた衝撃的な心の傷が元となって、
眠れなくなったり、
その時の状況が蘇ってきて恐怖に襲われる。
そういうストレス障害を引き起こす疾患のこと。

でも、それは誰にでもあること。
おかしくもなんともない当然のことなんですって。

 ただ、それは一ヶ月ほどでなくなっていくもの。

一ヶ月経っても一向に治まらないと、 
PTSD(心的外傷後ストレス障害)の疑いで、
専門家による治療が必要になってくる、ということらしいです。


インタビューゲームは、予防そのもの!

 何がその違いを生むのでしょう?

 テレビで精神科医が話していたのは・・・

 自分の中の不安を他人に話し、共有できるといいのだとか。

これって・・・「インタビューゲーム」の要素そのものです。

1.聞きたいことを聞いていい。
2.聞かれても、話したくないことは話さなくていい。
3.話したいことを話していい。

このルールが身についていると、
自分で気づかないことに気づくこともできれば、
自分の心を自分で守ることもできる。
もちろん他人と思いを共有できて、共感できる。

あらあら、これは、もう少し考えてみましょう。

「聞き合える」ことで、支援を減らせる。

PTSD(心的外傷後ストレス障害)に関して、
もう一つ付け加えると・・・

人の話をただ聞くだけって、結構疲れるんですよ。

しかも、それが重い話であれば、なおさらです。

今、傾聴ボランティアの必要性を言われる一方で、
そのボランティアを支援する必要性も懸念されているのです。

ですから・・・

「聞き合う」って、大事だと思うんです。

聞いてもらうだけでなく、自分からも聞いてあげる。
聞いてあげるだけでなく、自分からも聞いてもらう。

こういう姿勢が身についている人がいて、
「聞き合う関係」ができていくのではないでしょうか?

専門家のお世話になる前に私たちにもできること。


物質的備え、システム的備えに加えて、
「聞き合う練習」は、
大事な備えの一つになりそうです。


「インタビューゲーム」は、
そのお手伝いができるということなんですねー!

やっぱり、ぜひやりましょう!
お声のかかるのをお待ちしています。

 

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