すぎなの風(ノルウェー編)       ∼北欧の北極圏・トロムソから∼

北欧の中のノルウェー、
北極圏でも、
穏やかで住みやすいトロムソから
お届けいたします。

憎しみを超えて

2010-06-10 | おむすびティータイム

 おむすびティータイム

今日はどんな人に出逢うかな?
おむすびティータイムは、
参加者で作るライブの場です。

 ● 5月21日(木)より

 今日も参加者からお花のお土産がありました。

さらにハーブティーも。

ハーブティーには、夏みかんを入れて頂きました。
とっても爽やかになるんですね。
夏みかんがしっとりして食べても美味しい!

テーブルについただけで、
ほ~~~とリラックス。

ありがとうございました(^^♪

●敵国への憎しみをこえて

キプロスって国、どこかご存知ですか?

トルコの下、
地中海の東の端に浮かぶ小さな島。

なんと、参加者のお一人に
キプロスに行ってきたという方がいらっしゃいました。
そこで、
この日は、キプロスの写真と土産話で始まりました。

お話の中で印象的だったこと・・・

まずは、なぜキプロスに行かれたのでしょうか?

女性の力で世界を平和にしよう。

その思いを持った人が
トルコ周辺で戦っている国に声をかけて
交流を持ち始めて、今年が14年目、
ということでした。

その会議って、一体どんな風にされるのでしょうか?

当初は喧々囂々(けんけんごうごう)だった!

というのです。

喧々囂々!?

なぜかというと・・・

戦争で敵同士だった国の代表が来ているわけですから、
どちらも「身内を殺された」
という恨みを持っている。
それはぬぐい消えきれるものではない。

平和を願って「何とかしたい!」

もともとは、そう思って参加された方々です。

それでも、どうしようもない感情から
喧々囂々になるのも無理はないのでしょう。

●「喧々囂々!」から「何とかしよう!」へ

それでも、相手の話を聞き合っているうちに
悲しい思いをしているのは、
自分たちだけでなく、
敵の国でも同じだったんだとわかり、
自分たちで何とかしていこうという気持ちが芽生えてきて、
自主的に集まるようになっている、
ということでした。

「何とかしよう」という気持ちでも
もう一域超えた感情・行動へと変わってきたということでしょうか。

14年続けてきたということに感銘しました。

こういう貴重な生の話を聞かせていただけるのは、
本当にありがたいです。

●戦は、身近にもある?

恨みを抱いて、仲良くすることができない。

それは、隣人でも身内でも
個人レベルでもあること。

そこで、私は伴侶を相手に
「許せない!」と思うことはないのか?
そんなとき、その気持ちをどうするのか?

なーんて、お聞きしてみました。

だって、身近なところで、
避けることができず、
血のつながりはないのに、
とっても絆のある他人って・・・

まずは伴侶でしょう。

独り身の私としましては、
夫婦を続けているということ自体
本当に尊敬しちゃうんです。

ですから、より真剣に聞かせていただきました。

さてさて、その中身は・・・
参加したもん勝ち(^^♪

では、また来月。

次回は、6月17日(木)です。

お待ちしていま~す\(^o^)/

 

 

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