「貴店のブログに刺激を受けて、初めて重陽の節句に菊の花を飾ってみました」
とお客さまよりメールを頂戴致しました。
旧暦と新暦のズレがあり、又今年はとても暑かったので、お花屋さんに伺っても
なかなか綺麗な菊に出会えませんでしたが、こちらはとても生き生きとた黄色の小菊ですね。
これから順にお花が咲いて、きっとお部屋が明るく、清らかになられますでしょうね。素敵なメールを送って頂き、とても嬉しく読ませていただきました。
誠にありがとう存じます。
私も、お客様からのメールに刺激を頂いて、お雛様を出してみました。
重陽祭には、昔は虫ぼしも兼ね、お雛様を出して飾り「大人のひな祭り」を
楽しんだそうです。
流石に春の晴れやかなお雛様は飾れず、妹が昔プレゼントしてくれた陶器のお人形を選びました。
優しい色合いです。
春に、やっとしまったお雛様を、秋にまた出して飾る勇気はなかなか持てませんね。
昔の方たちの時間の過ごし方、季節の迎え方に、生き方を学びます。
その精神に近付く為には、やはり断捨離が1番の早道だとは想像していますが、、これがなかなか現代人には至難の技なのです。