最初はSAH

2000.11にくも膜下出血(SAH)発症。無事後遺症もなく生還。今興味あること:脳のこと,教育のこと,テニスのこと

半藤一利氏講演会無事終了

2006-12-03 21:28:23 | 海音寺潮五郎



昨日、東京、天王洲アイルJALビル、ウイングホールで
海音寺潮五郎記念館主催の「半藤一利氏講演会」が開催されました。

演題は「歴史と人間・昭和史に即して」で、
リーダーとは如何にあるべきかについて半藤氏の考えを述べられました。

日露戦争の日本海海戦で連合艦隊司令長官の東郷平八郎が
バルチック艦隊が航路を対馬海峡にとるかどうかを判断した時の話をして、
参謀たちの色々な意見にも一切動じず敵はここに来ると言って
対馬海峡でひたすら待ったというのは後に作り上げられた話で
真実の歴史は色々な参謀の意見を聞き、悩んだ末に結論を下し、
成功に導いたことを話されました。

そして最後にリーダーに大事なことを6つあげられました。
①自分自身で決断しなさい。
②明確な目標を部下に与えなさい。
③権威を明らかにしなさい。(自分からの指示が1番大事だとしらせる)
④情報を確実に自分のものにしなさい。
⑤規格化された理論にのるな。(成功体験より、失敗体験に教訓はある)
⑥部下に最大限の任務の遂行を求めよ。

これは、会社で一人でも二人でも部下を持つ誰にでも通ずることであるというお話でした。

コメント (2)
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