最初はSAH

2000.11にくも膜下出血(SAH)発症。無事後遺症もなく生還。今興味あること:脳のこと,教育のこと,テニスのこと

不整脈

2006-12-12 22:10:04 | 医療と健康
先日の記念館講演会が行われた時、半藤氏の講演の最中に
スタッフの一人として、写真を撮っていた叔父が突然倒れて救急車で運ばれた。
運ばれた病院で頭のCT、心電図、血液検査などが行われたそうだが、
特別異常がないということですぐに帰ってきた。

倒れたときその場に私も駆けつけたが、
冷や汗を大量にかいて、呼びかけにも全く応えず、
目は開いていたが意識がない状態だった。そして失禁があった。 
しばらくして、嘔吐しそうになり、
いびきのような声を立てたと思ったら、急に意識が戻った。
それからは、ふつうのようになった。
その様子を思い出すと、どう考えても
単なる、脳貧血ではないような気がした。
そこで、叔父に是非精密検査を受けた方がいいと勧めた。
叔父も心配になっていたので、受けるつもりだと言った。
ちょうど叔父の自宅の近くに私の脳動脈瘤破裂の時、
手術をしてくれた医師が今春アメリカ留学から帰って勤務する病院があるので、
お願いしたら、快く診察してくれた。

診察を受けたところ、脳には異常がなく、
心臓に問題がありそうだということで、1週間ほど検査入院している。
今日見舞いに行ったら、詳しい検査を受けたら、
普通は発作時でないとなかなか見つからない
重症不整脈を起こす要因があることがわかり、
ペースメーカー埋め込みの手術をしなければならないことになりそうだということだ。
発作時、叔父は自力で復活できたが、除細動器等を使わなければ、
そのままダメだった可能性もあるとか…
ペースメーカーを埋め込めば、ほぼ普通の生活ができるとのこと。
叔父は、埋め込み手術を心配していたが、(男は弱い
原因がはっきりし、対策もとれたことは、本当によかった。

見舞いに行って、2年数ヶ月ぶりに私の命を救ってくれた、ドクターに会うことができた。
全然変わってなく、相変わらずちょっとシャイな、優しいドクターだった。
再会できて、嬉しかった!
コメント (7)
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