最初はSAH

2000.11にくも膜下出血(SAH)発症。無事後遺症もなく生還。今興味あること:脳のこと,教育のこと,テニスのこと

歴史小説は永遠!

2007-05-01 20:14:32 | 海音寺潮五郎

      

今日、祖父の記念館、 海音寺潮五郎記念館に二人の見学者がみえました。
一人はインターネットで知り合ったSさん。もう一人はSさんのお友達のYさんでした。
Sさんは海音寺文学の大ファンで、“塵壺”というブログを書いていらっしゃるが、
そのブログの内容は全部海音寺作品についてです。
Yさんも海音寺文学はお好きで出版社のお仕事をなさっているとか。

Sさんのブログ紹介に

海音寺潮五郎作品を復活させたい!!!

私の好きな海音寺潮五郎さんの作品の多くが
入手困難になっている現状を悲しく思うとともに、
ネット上で海音寺さんの知名度が不当に低いように感じるため、
その業績や作品紹介などを中心にこのBlogで活動しています。
塵も積もれば何とやら、、、といった効果のあることを願って。


と、書いてあります。
このブログを見つけた時、私はビックリしました。
海音寺潮五郎という人の作品をこんなにも読んでくれて
しかもその内容一つ一つを大事に思っていてくれる人がいるのだ。<感激!>
そして、さらにビックリしたことにSさんは若い方である。
ブログのプロフィールでも分かるが、今日尋ねたら、1970年生まれ、37才だそうだ。
祖父が亡くなって、今年ちょうど30年。
Sさんはその時、わずかに7才でした。
NHK大河ドラマ「天と地と」が放映されたのが1969年、
同じく「風と雲と虹と」が放映されたのは1976年。
大河ドラマを見て、海音寺文学を読み始めたわけではない。
小学生の時から、歴史が好きで、司馬遼太郎さんの作品などを読んでいたが、
そこから、海音寺作品を知って、読み始めてすっかりファンになったと語っていた。
IT関係のお仕事をなさっていて、海音寺作品を多くの人に知ってもらうためにも、
記念館の公式サイトをぜひ作ってほしいと前から言って下さっていたが、
Sさんの力もお借りしてぜひ公式サイト作って、
少しでも多くの方に海音寺歴史文学を知ってもらえたらと思います。

それにしても、歴史小説は初めて書かれた時から、内容は昔のこと。
だから、今の時代でも内容は古びた感じがしないのかも…
自分の作品が自分が死んでからもこんなふうに素晴らしいと言って読んでくれるファンがいる。
祖父は幸せであり、偉大だと思う!

海音寺歴史小説FOREVER!!!

コメント (4)
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