最初はSAH

2000.11にくも膜下出血(SAH)発症。無事後遺症もなく生還。今興味あること:脳のこと,教育のこと,テニスのこと

大学教育って

2010-05-11 22:13:30 | 教育
今日は雨。
ゴールデンウィークもあっという間に終わって、
梅雨も間近って感じになってきました。

息子は大学4年になりました。
大学院進学を考えているので、
就活はしていません。
でも、学部で卒業の人は、3年の夏過ぎから、
就活が始まって、4年生になる頃に
内定が出るようになってくる。
だから、今の時点で内定とれたとか、
とれないとか、まだ、卒業まで1年近くあるのに、
深刻な話題になる。
内定がとれた人は、もう卒業まで暇なので、(大学によっては卒論もないところもある)
のんびりとした生活を考えている。
内定がまだ取れない人は、これからずっと卒業まで就活を続けていくことになる。
早く決まっても、まだ決まっていなくても、大学4年は勉強をしっかりしようという環境にない。

大学は何のために行くのだろう?大学で身につけることは就職先ですぐに役立つ事を身につけるためだろうか?
勿論、多くの学生は、学問を一生続けて、学者になるわけではない。
でも、大学で学ぶ、社会に出て役立つ事って、いわゆる処世術だろうか?
大学は入った学部学科によって、専門的な高度な知識を学べるところだ。
大学4年間で身につけられる専門的な知識なんて知れたものだ。
でも、法学部、経済学部、文学部、理学部、工学部等々、
それぞれの専門を少しでも身につけることは、絶対に意味あることだと思う。
もちろん、学問に専念して世渡り下手でいいと言っているわけではない。
両方とも、大事だと思うのだ。

大学教育って何なのか?若い力を社会にどう活かすか、
就職も大きく関わってくるので社会全体の問題だ。

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4 コメント

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Unknown (yossy)
2010-05-23 18:14:04
続けてコメントです。。。
大学がまったく現在の生きる糧につながっていない者の代表です。。。(汗)
大学は、そこに入るまでがんばった過程と、その中で大学内部での勉学以外に、生きるための感性と、経験をしたという意味において有意義だったと。。。そういってしまったら学費を出してもらった親には大変申し訳ないのかもしれないですけれども。
ただ、大学時代の友人や、その中で培ったものというのは、実際そこでやった勉学が直接将来に有効じゃなくても、何かの役に立つんじゃないですかねぇ。大学で専攻したものが将来につながらないからダメだったら、日本のほとんどの学生がダメでしょうし。。。(笑)

結局のところは自分でどうしたいのか、どうするのか、それを決められるだけの引き出しをたくさん作ることが、社会の制約なしにできる期間なのかもしれないですよ。
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Unknown (mayako)
2010-05-24 10:44:28
こちらもコメントありがとう!

>大学がまったく現在の生きる糧につながっていない

yossyさんも、直接ではなく間接的につながっていると思います。
私も、大学で学んだことが直接仕事につながる人は学者になる以外は本当に少ないと思います。
でも、今の日本の就活については異常です。
自分がどうしたいか、どうするかを考える間もなくただただ、3年の夏から、必死になって職探し。
4年の今の時期に内定がもらえないと不安で何も手に付かないなんてやっぱりおかしいと思います。

>引き出しをたくさん作る

なんて状態でないところが問題です。
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Unknown (yossy)
2010-05-26 03:48:17
確かに社会の構造として、大学受験だって、どんなに小学校から高校までゆとり教育(はなくなったけど)したところで、受験自体はずっと変わらないわけだから意味がないし、就職活動だって、新入社員で入らないと後難しい、あとは派遣になってしまうみたいな社会通念があるから、こういうことになってしまうんですよね。。。そして進学せずに就職しないというと、本人がよっぽど精神的にオトナじゃなければ、周りからなぜなぜなぜ?とつぶされてしまうわけで。(それは婚活も同じですけどね。笑)不安で何にも手につかない、まずその精神面を育てなければ、なんですけどねぇ。

難しい社会ですね、日本って。。。
返信する
Unknown (mayako)
2010-05-26 11:41:19
世の中、特に日本は寿命も延びて人生長いのに、
大学は現役合格、就職は新卒でなければならないような雰囲気、
いつからこんなに焦って生きていかなければならないようになったのでしょう?
ゆっくり考える間がなくなってしまいます。
でもこれは日本だけでなく世界的に目で見える成果をすぐに出さなければ、
役に立たないようなってきていますね。
流されないようにと思いつつ、つい気になるものです。
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