2017年6月29日(木) 〈続き〉
コッツウォルズ地方の3つの町とマナーガーデンを巡る
13時58分にボートン・オン・ザ・ウオーターの駐車場からバスは出発して、国道
A424号を西北へ。
羊の遊ぶ牧場や牧草地などの横を通過して、コッツウォルズ北部のチッピング・カムデ
ン(Chipping Camden)の北郊にあるナショナルトラスト、ヒドコート・マナーガーデン
(Hidcote Manor Garden)に14時37分に着いた。
このガーデンは、1907年に元アメリカ人のローレンス・ジョンストン(Lawrence
Gohnston)が移り住み、約30年を費やしてつくりあげたという、アーツ&クラフツ運動
の影響を受けた、20世紀を代表する美しいガーデンの最高のひとつと称賛されていると
のこと。
庭園は、イチイの木の生け垣で仕切られていて、小部屋のように28もの趣の違う庭で
構成されており、生け垣をくぐると各々の庭の視界が開けてくる。
小さな池のある庭、赤系統の植物だけの庭、200mの芝生が続く庭などがあり、とて
も全部を回りきれないので、入口に近い一部の庭園だけ巡ったが、どこにも何種類もの季
節の花が彩りや形を競いあっていた。
隣接した牧場では、コッツウォルズ特有という顔の黒い羊がゆうようと草を食んでいる。
コッツウォルズ地方に残るかやぶき屋根の建物もあり、それらも見ながら時間までに入
口に戻った。
15時35分頃ヒドコート・マナーガーデンを出発して、バスは約20㎞北の今日最後
の観光地に向かう。
沿道には緩やかな起伏の中に草原や大小の森が重なるように続き、はるか彼方まで展望
できる。
30分ほど走るとナローボートの並ぶ運河が現れ、コッツウォルズ北端のストラトフォ
ード・アポン・エイボン(Stratford upon Avon)の町並みに入る。
中心街の南東にあるホリー・トリニティ(Holy Trinity)教会のそばに16時02分に着
いた。今日もここで小雨が降り出した。
ストラトフード・アポン・エイボンは、イングランド中部の田園地帯を流れるエイヴォ
ン川のほとりにあり、劇作家シェイクスピアゆかりの地。シェイクスピアはこの地に生ま
れ、ロンドンで名声を得た後、晩年に戻り最後を迎えているとのこと。
街には木枠にしっくい壁の16世紀のチューダー様式の建物が連なり、シェイクスピア
時代に引き戻してくれるという。
ホリー・トリニティ教会は13世紀初期に建てられ、シェイクスピアが生まれたときに
洗礼を受け、死後には埋葬されたところのよう。
教会内に入り、周囲を彩るステンドグラスの数々や、大きなパイプオルガンなどを拝観
した。
教会の前から西への通りを少し進むと、シェイクスピアの娘、スザンナ夫婦が住んでい
たという、ホルズ クロフト(Hall's Croft)↓と呼ぶ建物の前を通過する。
次のT字路を右折して北に延びるChurch Streetに入ると、長いチューダー様式の建物が
現れた。ここはシェイクスピアの学校で、その建物に接してギルド教会がある。
次の角にはレンガ造りの銀行と市庁舎のタウンホールが道路を挟んで並び立つ。
その先の五差路で広い通りのHenry Streetを西北に回り込み、シェイクスピアの生家の前
に行く。
シェイクスピアが1564年に生まれて青年期まで過ごした家↑のようで、16世紀の
建物がそのまま残っていた。
五差路からタウンホール前に戻り、ここに17時45分に集合することとしてフリータ
イムとなる。
周辺のチューダー様式の建物を眺めたり、五差路の東側に延びる幅広いBridge Streetの
建物をのぞいたりした。
右の「VINTNER」の看板のある家には「Built 1490」と記されている。シェイクス
ピアの生誕より半世紀以上も前に建築されたとは…
タウンホール前に全員集合して、市庁舎から東に延びるSheep Streetの中ほどにあるCAFE
ROUGE というパブに入り、夕食をした。
18時54分に店を出て、観光バス駐車場からバスに乗る。国道A45号などを北へ約
29㎞のコベントリーに向かい、連泊のメルキュール ブランドン ホール ホテルには19
時25分に入った。
今日午後訪ねたヒドコート・マナーガーデンは、チッピング・カムデン郊外ということ
なので、バスはチッピング・カムデンの中心部をを通過するのではないかと期待していた。
というのも、チッピング・カムデンは、「やまさん」こと山浦正昭さんに誘われて参加
した、全長162㎞のナショナルトレイル(長距離歩道)「コッツウオルド・ウェイ」の
ゴール地で、明日訪ねるバースを出発して11年前の2006年7月10日に2年がかり
延べ7日間かけて歩いて到着したところで、ここに2泊して周辺のカントリーウオークな
どもしている。
ゴール地点である町の中心部のマーケットホールなど、再び見られるのではないかと考
えていたのだが、町中を通らずにマナーガーデンに直行したので、ちょっと残念だった。
(歩数 12,500)
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コッツウォルズ地方の3つの町とマナーガーデンを巡る
13時58分にボートン・オン・ザ・ウオーターの駐車場からバスは出発して、国道
A424号を西北へ。
羊の遊ぶ牧場や牧草地などの横を通過して、コッツウォルズ北部のチッピング・カムデ
ン(Chipping Camden)の北郊にあるナショナルトラスト、ヒドコート・マナーガーデン
(Hidcote Manor Garden)に14時37分に着いた。
このガーデンは、1907年に元アメリカ人のローレンス・ジョンストン(Lawrence
Gohnston)が移り住み、約30年を費やしてつくりあげたという、アーツ&クラフツ運動
の影響を受けた、20世紀を代表する美しいガーデンの最高のひとつと称賛されていると
のこと。
庭園は、イチイの木の生け垣で仕切られていて、小部屋のように28もの趣の違う庭で
構成されており、生け垣をくぐると各々の庭の視界が開けてくる。
小さな池のある庭、赤系統の植物だけの庭、200mの芝生が続く庭などがあり、とて
も全部を回りきれないので、入口に近い一部の庭園だけ巡ったが、どこにも何種類もの季
節の花が彩りや形を競いあっていた。
隣接した牧場では、コッツウォルズ特有という顔の黒い羊がゆうようと草を食んでいる。
コッツウォルズ地方に残るかやぶき屋根の建物もあり、それらも見ながら時間までに入
口に戻った。
15時35分頃ヒドコート・マナーガーデンを出発して、バスは約20㎞北の今日最後
の観光地に向かう。
沿道には緩やかな起伏の中に草原や大小の森が重なるように続き、はるか彼方まで展望
できる。
30分ほど走るとナローボートの並ぶ運河が現れ、コッツウォルズ北端のストラトフォ
ード・アポン・エイボン(Stratford upon Avon)の町並みに入る。
中心街の南東にあるホリー・トリニティ(Holy Trinity)教会のそばに16時02分に着
いた。今日もここで小雨が降り出した。
ストラトフード・アポン・エイボンは、イングランド中部の田園地帯を流れるエイヴォ
ン川のほとりにあり、劇作家シェイクスピアゆかりの地。シェイクスピアはこの地に生ま
れ、ロンドンで名声を得た後、晩年に戻り最後を迎えているとのこと。
街には木枠にしっくい壁の16世紀のチューダー様式の建物が連なり、シェイクスピア
時代に引き戻してくれるという。
ホリー・トリニティ教会は13世紀初期に建てられ、シェイクスピアが生まれたときに
洗礼を受け、死後には埋葬されたところのよう。
教会内に入り、周囲を彩るステンドグラスの数々や、大きなパイプオルガンなどを拝観
した。
教会の前から西への通りを少し進むと、シェイクスピアの娘、スザンナ夫婦が住んでい
たという、ホルズ クロフト(Hall's Croft)↓と呼ぶ建物の前を通過する。
次のT字路を右折して北に延びるChurch Streetに入ると、長いチューダー様式の建物が
現れた。ここはシェイクスピアの学校で、その建物に接してギルド教会がある。
次の角にはレンガ造りの銀行と市庁舎のタウンホールが道路を挟んで並び立つ。
その先の五差路で広い通りのHenry Streetを西北に回り込み、シェイクスピアの生家の前
に行く。
シェイクスピアが1564年に生まれて青年期まで過ごした家↑のようで、16世紀の
建物がそのまま残っていた。
五差路からタウンホール前に戻り、ここに17時45分に集合することとしてフリータ
イムとなる。
周辺のチューダー様式の建物を眺めたり、五差路の東側に延びる幅広いBridge Streetの
建物をのぞいたりした。
右の「VINTNER」の看板のある家には「Built 1490」と記されている。シェイクス
ピアの生誕より半世紀以上も前に建築されたとは…
タウンホール前に全員集合して、市庁舎から東に延びるSheep Streetの中ほどにあるCAFE
ROUGE というパブに入り、夕食をした。
18時54分に店を出て、観光バス駐車場からバスに乗る。国道A45号などを北へ約
29㎞のコベントリーに向かい、連泊のメルキュール ブランドン ホール ホテルには19
時25分に入った。
今日午後訪ねたヒドコート・マナーガーデンは、チッピング・カムデン郊外ということ
なので、バスはチッピング・カムデンの中心部をを通過するのではないかと期待していた。
というのも、チッピング・カムデンは、「やまさん」こと山浦正昭さんに誘われて参加
した、全長162㎞のナショナルトレイル(長距離歩道)「コッツウオルド・ウェイ」の
ゴール地で、明日訪ねるバースを出発して11年前の2006年7月10日に2年がかり
延べ7日間かけて歩いて到着したところで、ここに2泊して周辺のカントリーウオークな
どもしている。
ゴール地点である町の中心部のマーケットホールなど、再び見られるのではないかと考
えていたのだが、町中を通らずにマナーガーデンに直行したので、ちょっと残念だった。
(歩数 12,500)
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