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あるきメデス

あちこちを歩いて、見たこと、聞いたこと、知ったこと、感じたことなどを…

春の中山道木曽路⑥ 塩尻~下諏訪

2006-03-13 22:06:34 | 中山道を歩く
 また真冬並みの寒さが戻りましたが、遅れていたわが家の庭のシダレ梅と紅梅も、
ようやく3~4部咲きになりました。放っておいた確定申告書を急いで仕上げ、午後、
税務署に提出してきました。
 
昨日の中山道木曽路⑤で、木曽路を北に抜けたのですが、もう1日歩いたので、
その最終日の報告をします。


 最終日の朝は、ホテルでバイキング朝食をして、8時10分に出発する。

 塩尻の市街地を抜け、国道153号のY字路から堀之内に入る。集落の中ほどに、
国重要文化財堀内家住宅があった。正面が切妻の本棟造り。文化年間(1804~)に
移築されたものらしい。
 
 延喜式神明帳(えんぎしきしんめいちょう)に記された古社、阿礼神社の先から塩尻宿
に入った。大きな杉玉が下がった造り酒屋、本陣跡などを通過、国道に分かれる。
 
 かやぶきのりっぱなお堂があった。木曽義仲ゆかりの永福寺で、しだれ桜は散って
いたが、ハナモモが見ごろだった。

 上信越自動車道付近まで上がると、北に残雪の常念岳や大滝山などが見える。

 「犬飼の清水」の横から東山集落に入る。リンゴの花が咲き、南方に残雪の南アルプス
が望まれる。

 集落の外れに東山一里塚があり、そばのしだれ桜が見頃だった。

 さらに上がって塩尻峠に着いた。三角点の標高は1060m、御嶽遙拝所があるが、
雲が多くて見えない。しかし、展望台に上がると、東側に岡谷や下諏訪の町並みと諏訪湖
を見下ろし、その向こうに八ヶ岳や南アルプスの甲斐駒、北岳、千丈岳などがよく見えた。
ただ、期待した富士山は雲に隠れていた。

 岡谷への下りは、かなりの急傾斜、冷水の流れ落ちる石船観音まで一気に下った。
 
 上信越道岡谷インターの先から今井に入ると、りっぱな松が目につく旧茶屋本陣・
今井家があった。

 ハナズオウやカイドウなどが咲き競う住宅地を過ぎ、十四瀬川の小さい流れを越えて
下諏訪町に入る。

 今年は、諏訪大社の7年に1度の御柱(おんばしら)祭りの年、飾りのかかった町並みの
一角に、リンゴの花が咲いていた。

 下諏訪の中心街を真っ直ぐ東に進み、12時10分、ゴールの諏訪大社秋宮に着いた。

 京都、三条大橋から歩きとおしたメンバーは15日目、応援ウオークの私は6日間の
歩きを終える。
 
 神社に、無事到着の御礼をして、ワインで乾杯する。鳥居の前にあった信州そばの
三井屋に入り、ビールで乾杯、ざるそばを食べて第5次中山道・春の部は解散した。

メンバーの皆さん、6日間大変お世話になりました。    (距離 14㎞) 

 

 
 

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