2015年3月4日(水)
群馬は昔「クルマ」といい、その中心だった旧群馬県群馬町(現在は高崎市)は、古
くから住環境が優れていたことから県内でももっとも各時代の遺跡の密集する場所だと
いう。
それら遺跡の一つである国史跡の「保渡田(ほどた)古墳群」を訪ねることにして、
JR武蔵野線新秋津駅で「青春18きっぷ」を求め、大宮駅経由で9時20分にJR高
崎駅で下車する。
駅のコンコースにある観光案内所で、保渡田古墳群を紹介する「かみつけの里博物館」
のパンフレットなどをもらう。
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高崎駅西口9番乗り場から9時55分発高崎市営「ぐるりんバス」大八木線に乗り、
10時30分過ぎに井出町西バス停で下りた。
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バス道路を少し戻り、田んぼの中を北に伸びる車道に入ると、行く手に榛名連山の山並
みが広がり、その手前に保渡田古墳群のひとつ、芝生に覆われた二子山古墳が望まれる。
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開かれた田園地帯なので360度の展望が広がり、西方には独特の山容の妙義山塊↑が、
東北には昨日の降雪でうっすらと白い赤城山↓も望まれ、上毛三山は指呼のうち。
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日射しは暖かだが、向かい風がやや強く冷たさを感じる。
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二子山古墳や「かみつけの里博物館」近づいた右手路傍に道祖神が立ち、その向こうに
寺が見えたので先に立ち寄ることにする。
大圓寺で、石彫の縁起によれば元和2年(1313)の開山で、京都仁和寺に縁があり、
親王から十六弁の菊紋を賜ったなどと記されているが、読みにくくて詳細は判読できない。
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本堂の屋根瓦には、確かに十六弁の菊花紋が見える。
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西側の阿弥陀堂には、鎌倉時代中期の造立と考えられるという、ヒノキ寄木造りで高さ
85㎝の漆塗り金箔を貼った阿弥陀如来座像が祭られていて、県内の木彫仏像の中でも優
品と評価できるものらしい。
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本堂前面壁面に「長野業盛奮闘の図」が掲額され、山門の横には、百個の「庚申」とい
う文字が刻まれた「一石百庚申」が、昨年11月に完成したお堂に祭られている。
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境内西側に隣接して吉井堤大明神があり、墓地の一角には古い双体道祖神が立っていた。
寺を出て、三つの古墳と「かみつけの里博物館」、そして土屋文明記念館のある「上毛
野(かみつけの)はにわの里公園」のエリアに入る。
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正面にかみつけの里博物館↑を眺めて、まずは西南端の二子山古墳に上がる。
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遠くから見たときには芝生かと思ったが、近づいたら古墳は全面ササに覆われていた。
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この古墳群で最初につくられたという二子山古墳は、墳丘長108mの前方後円墳。周
囲に内堀と外堀を巡らし、外堀を含めた総長は213mあり、墓域面積は3万㎡とか。
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内堀の中に祭祀場と考えられる円形の中島↑が4つあり、墳丘頂上に設けられた埋葬施
設は大型の舟形石棺で、舟形石棺は、古墳時代の前期から中期にかけて国内の有力地域の
豪族が用いたものという。
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墳丘からは周辺の山々の展望がいっそうよく、西方の浅間隠し山の左肩には、残雪で真
っ白い浅間山↑が、北方にも残雪豊富な谷川連峰↓が望まれる。
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北側眼下には農産物直売所↓や土屋文明記念文学館などが見下ろせる。
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二子山古墳の墳丘から東に下りて、かみつけの里博物館に向かう。館の近くには、復元
したわらぶきの竪穴式住居があり、南側には140人収容という吹きさらしの休憩棟と、
はにわ工房やはにわ窯などがある。
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休憩棟に近づいたら、ここでボランティアをしておられるという男性が声をかけてきた。
県内各地の古墳めぐりをしていることなどを話したら、それならばと県内各地の古墳の解
説などを記した「東国文化副読本 ~古代ぐんまを探検しよう~」という学校教材に用い
ているという冊子をいただく。
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県内の古墳のことや、そばのはにわ工房やはにわ窯↑の説明もしてもらい、思いがぬ嬉
しい出会いだった。
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東側の高崎市立「かみつけの里博物館」(一般200円、65歳以上無料)に入り、最
初に企画展示室で開催中の「イノシシの考古学」という企画展を観覧する。
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その後、常設展示場を回り、5世紀の榛名山麓の古墳社会の模型をはじめ、王の館だっ
たという近くの三ッ寺遺跡のこと、王の墓、小区画水田、火山灰に埋もれたムラ、埴輪の
物語など9つのコーナーを巡り、1,500年前のこの辺り、かみつけの里の様子を理解し
た(館内は撮影禁止)。 下は、博物館の中庭に並んでいた埴輪。
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「かみつけの里博物館」のウェブサイトはこちらを。
13時を過ぎたので昼食をしようとしたが、一帯は強風にさらされていて適当な場所が
ない。休憩棟の西側に回ったら吹きさらしだが風が弱かったので椅子に座り、高崎駅で買
ってきた鶏めし弁当を平らげる。
食事を終え、東西に走る車道を隔てて北側にある八幡塚古墳に行く。
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八幡塚古墳は1,500年前につくられた前方後円墳で、墳丘は3段に造られていて全長
は96m、墳丘一面は葺石(ふきいし)で覆われ、周囲には内堀、外堀、外周溝を巡らし、
それらの間に内堤と外堤が設けられていたという。
墓域の全長は約190mに及び、内堀の中には二子山古墳と同様に4つの中島があり、
この古墳の特徴となっている。
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この古墳は発掘調査の結果に基づいて、造られた当時の形に復元されていて、推定約
398,000個という膨大な数の葺石に覆われ、出土品を模して造られた円筒埴輪約
6,000本や人物や動物など、埴輪もたくさん並べられていて、当時の里にタイムスリッ
プしたような貴重な景観となっている。
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高さ8mの後円部に上がると、やはり360度の大展望で、4方向のパノラマ絵図があ
り、山容から山名確認などができるようになっている。
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ここからは西に浅間山上部↑がかなり望まれ、西南方には西上州の赤久縄山(あかぐな
やま)や稻含山(いなふくみさん)↓などもはっきりと確認できる。
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吹きさらしの墳丘上は、北西の風が強くて飛ばされそう。でも15℃を超えると思われ
る気温で、寒さをそう感じないのが何より。
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後円部頂部から中への階段を下りると、舟形石棺が発見当時の配置で復元されていた。
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内堀にある4つの中島は2段に整えられ、回りには円筒埴輪が巡らされているが、中島
の性格は①古墳における祭祀の場と、②近親者や従者の埋葬施設(陪塚)などが考えられ
るが、いまだ明らかになっていないという。
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北側に回り、眼下に見えた県立土屋文明記念文学館に入る(一般200円、企画展開催
中410円)。
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この文学館は、群馬県ゆかりの文学資料を収集し企画展示などで公開するとともに、文
学に親しんでもらうための様々な事業を展開しており、この地出身の歌人土屋文明の業績
を記念してその短歌とともに生きた生涯を紹介し、あわせて関連する短歌などの資料を公
開している。
最初に、第87回企画展「近代を駆け抜けた作家たち ~文豪たちの文字は語る~」を
見る。
会場では、夏目漱石、若山牧水、高村光太郎。北原白秋、斎藤茂吉、芥川龍之介、江戸
川乱歩、与謝野晶子、太宰治、高浜虚子というそうそうたる作家10人の原稿や書簡、色
紙などを展示しており、文豪たちの直筆の文字や記された思いなどに目を引かれた。
さらに当館収蔵の資料展として「群馬ゆかりの俳人 -鬼城・零余子・自得-」も開催
中で、私は知らなかった3人の句の色紙などを観覧する。
常設展示室の「土屋文明-ひとすじの道-」「短歌の世界」では、当地、現在の高崎市
保渡田の生まれで文化勲章も受章した日本を代表する歌人、土屋文明(つちやぶんめい)
(1890~1990)の生涯と作品について、さらに万葉集から現代までの短歌や和歌
の資料の数々などを観覧した(全館撮影禁止)。
土屋文明記念文学館のウェブサイト。
観覧を終えたら15時を過ぎており、下車した井出町西バス停15時28分発のバスに
は間に合いそうにない。保渡田古墳群の3つのうちの残る一つ、薬師塚古墳のある西光寺
にも回ることにした。
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西光寺は文学館からは西に200mほどのところ。本堂の背後が方墳部で、東北東の円
墳部の上に薬師堂があり、古墳の北側部分は道路などで切り取られて、古墳全体の形状は
判別しにくい。
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短い参道に2本のシダレザクラが並び、本堂前には以前の本堂に上がっていたらしい大
きな鬼瓦が残されていた。
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白梅の咲く横の石段を上がった円墳上に薬師堂が祭られ、お堂の前の小屋には、この古
墳に埋葬されていた石棺が展示されている。
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次の、前橋駅行きのバスまでは1時間以上ある。土屋文明記念文学館の北側にある公園
に戻り、わずかなエリアの公園内を一巡する。
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公園には、県内館林市出身の宇宙飛行士、向井千秋さんが、1998年にスペースシャ
トル「ディスカバリー」に持ち込んだ種子を育成したという、「宇宙クロマツ」の若木や、
土屋文明の歌碑、やはり当地出身の歌人、山村暮鳥(やまむらぼちょう)の「風景」歌碑
などがあった。
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まだ時間があるので土屋文明記念文学館↓にも再入し、映写コーナーの椅子で映像を見
ながら時間待ちをさせてもらう。
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土屋文明記念文学館バス停発16時55分の関越交通バスに乗り、17時30分過ぎに
JR両毛線前橋駅に着く。連絡よく17時41分発高崎線直通の上野行き上り電車に乗り、
大宮駅に向かう。
(天気 晴、距離 3.5㎞、地図(1/2.5万) 下室田、歩行地 高崎市)
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群馬は昔「クルマ」といい、その中心だった旧群馬県群馬町(現在は高崎市)は、古
くから住環境が優れていたことから県内でももっとも各時代の遺跡の密集する場所だと
いう。
それら遺跡の一つである国史跡の「保渡田(ほどた)古墳群」を訪ねることにして、
JR武蔵野線新秋津駅で「青春18きっぷ」を求め、大宮駅経由で9時20分にJR高
崎駅で下車する。
駅のコンコースにある観光案内所で、保渡田古墳群を紹介する「かみつけの里博物館」
のパンフレットなどをもらう。
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高崎駅西口9番乗り場から9時55分発高崎市営「ぐるりんバス」大八木線に乗り、
10時30分過ぎに井出町西バス停で下りた。
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バス道路を少し戻り、田んぼの中を北に伸びる車道に入ると、行く手に榛名連山の山並
みが広がり、その手前に保渡田古墳群のひとつ、芝生に覆われた二子山古墳が望まれる。
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開かれた田園地帯なので360度の展望が広がり、西方には独特の山容の妙義山塊↑が、
東北には昨日の降雪でうっすらと白い赤城山↓も望まれ、上毛三山は指呼のうち。
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日射しは暖かだが、向かい風がやや強く冷たさを感じる。
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二子山古墳や「かみつけの里博物館」近づいた右手路傍に道祖神が立ち、その向こうに
寺が見えたので先に立ち寄ることにする。
大圓寺で、石彫の縁起によれば元和2年(1313)の開山で、京都仁和寺に縁があり、
親王から十六弁の菊紋を賜ったなどと記されているが、読みにくくて詳細は判読できない。
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本堂の屋根瓦には、確かに十六弁の菊花紋が見える。
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西側の阿弥陀堂には、鎌倉時代中期の造立と考えられるという、ヒノキ寄木造りで高さ
85㎝の漆塗り金箔を貼った阿弥陀如来座像が祭られていて、県内の木彫仏像の中でも優
品と評価できるものらしい。
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本堂前面壁面に「長野業盛奮闘の図」が掲額され、山門の横には、百個の「庚申」とい
う文字が刻まれた「一石百庚申」が、昨年11月に完成したお堂に祭られている。
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境内西側に隣接して吉井堤大明神があり、墓地の一角には古い双体道祖神が立っていた。
寺を出て、三つの古墳と「かみつけの里博物館」、そして土屋文明記念館のある「上毛
野(かみつけの)はにわの里公園」のエリアに入る。
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正面にかみつけの里博物館↑を眺めて、まずは西南端の二子山古墳に上がる。
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遠くから見たときには芝生かと思ったが、近づいたら古墳は全面ササに覆われていた。
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この古墳群で最初につくられたという二子山古墳は、墳丘長108mの前方後円墳。周
囲に内堀と外堀を巡らし、外堀を含めた総長は213mあり、墓域面積は3万㎡とか。
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内堀の中に祭祀場と考えられる円形の中島↑が4つあり、墳丘頂上に設けられた埋葬施
設は大型の舟形石棺で、舟形石棺は、古墳時代の前期から中期にかけて国内の有力地域の
豪族が用いたものという。
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墳丘からは周辺の山々の展望がいっそうよく、西方の浅間隠し山の左肩には、残雪で真
っ白い浅間山↑が、北方にも残雪豊富な谷川連峰↓が望まれる。
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北側眼下には農産物直売所↓や土屋文明記念文学館などが見下ろせる。
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二子山古墳の墳丘から東に下りて、かみつけの里博物館に向かう。館の近くには、復元
したわらぶきの竪穴式住居があり、南側には140人収容という吹きさらしの休憩棟と、
はにわ工房やはにわ窯などがある。
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休憩棟に近づいたら、ここでボランティアをしておられるという男性が声をかけてきた。
県内各地の古墳めぐりをしていることなどを話したら、それならばと県内各地の古墳の解
説などを記した「東国文化副読本 ~古代ぐんまを探検しよう~」という学校教材に用い
ているという冊子をいただく。
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県内の古墳のことや、そばのはにわ工房やはにわ窯↑の説明もしてもらい、思いがぬ嬉
しい出会いだった。
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東側の高崎市立「かみつけの里博物館」(一般200円、65歳以上無料)に入り、最
初に企画展示室で開催中の「イノシシの考古学」という企画展を観覧する。
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その後、常設展示場を回り、5世紀の榛名山麓の古墳社会の模型をはじめ、王の館だっ
たという近くの三ッ寺遺跡のこと、王の墓、小区画水田、火山灰に埋もれたムラ、埴輪の
物語など9つのコーナーを巡り、1,500年前のこの辺り、かみつけの里の様子を理解し
た(館内は撮影禁止)。 下は、博物館の中庭に並んでいた埴輪。
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「かみつけの里博物館」のウェブサイトはこちらを。
13時を過ぎたので昼食をしようとしたが、一帯は強風にさらされていて適当な場所が
ない。休憩棟の西側に回ったら吹きさらしだが風が弱かったので椅子に座り、高崎駅で買
ってきた鶏めし弁当を平らげる。
食事を終え、東西に走る車道を隔てて北側にある八幡塚古墳に行く。
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八幡塚古墳は1,500年前につくられた前方後円墳で、墳丘は3段に造られていて全長
は96m、墳丘一面は葺石(ふきいし)で覆われ、周囲には内堀、外堀、外周溝を巡らし、
それらの間に内堤と外堤が設けられていたという。
墓域の全長は約190mに及び、内堀の中には二子山古墳と同様に4つの中島があり、
この古墳の特徴となっている。
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この古墳は発掘調査の結果に基づいて、造られた当時の形に復元されていて、推定約
398,000個という膨大な数の葺石に覆われ、出土品を模して造られた円筒埴輪約
6,000本や人物や動物など、埴輪もたくさん並べられていて、当時の里にタイムスリッ
プしたような貴重な景観となっている。
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高さ8mの後円部に上がると、やはり360度の大展望で、4方向のパノラマ絵図があ
り、山容から山名確認などができるようになっている。
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ここからは西に浅間山上部↑がかなり望まれ、西南方には西上州の赤久縄山(あかぐな
やま)や稻含山(いなふくみさん)↓などもはっきりと確認できる。
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吹きさらしの墳丘上は、北西の風が強くて飛ばされそう。でも15℃を超えると思われ
る気温で、寒さをそう感じないのが何より。
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後円部頂部から中への階段を下りると、舟形石棺が発見当時の配置で復元されていた。
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内堀にある4つの中島は2段に整えられ、回りには円筒埴輪が巡らされているが、中島
の性格は①古墳における祭祀の場と、②近親者や従者の埋葬施設(陪塚)などが考えられ
るが、いまだ明らかになっていないという。
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北側に回り、眼下に見えた県立土屋文明記念文学館に入る(一般200円、企画展開催
中410円)。
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この文学館は、群馬県ゆかりの文学資料を収集し企画展示などで公開するとともに、文
学に親しんでもらうための様々な事業を展開しており、この地出身の歌人土屋文明の業績
を記念してその短歌とともに生きた生涯を紹介し、あわせて関連する短歌などの資料を公
開している。
最初に、第87回企画展「近代を駆け抜けた作家たち ~文豪たちの文字は語る~」を
見る。
会場では、夏目漱石、若山牧水、高村光太郎。北原白秋、斎藤茂吉、芥川龍之介、江戸
川乱歩、与謝野晶子、太宰治、高浜虚子というそうそうたる作家10人の原稿や書簡、色
紙などを展示しており、文豪たちの直筆の文字や記された思いなどに目を引かれた。
さらに当館収蔵の資料展として「群馬ゆかりの俳人 -鬼城・零余子・自得-」も開催
中で、私は知らなかった3人の句の色紙などを観覧する。
常設展示室の「土屋文明-ひとすじの道-」「短歌の世界」では、当地、現在の高崎市
保渡田の生まれで文化勲章も受章した日本を代表する歌人、土屋文明(つちやぶんめい)
(1890~1990)の生涯と作品について、さらに万葉集から現代までの短歌や和歌
の資料の数々などを観覧した(全館撮影禁止)。
土屋文明記念文学館のウェブサイト。
観覧を終えたら15時を過ぎており、下車した井出町西バス停15時28分発のバスに
は間に合いそうにない。保渡田古墳群の3つのうちの残る一つ、薬師塚古墳のある西光寺
にも回ることにした。
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西光寺は文学館からは西に200mほどのところ。本堂の背後が方墳部で、東北東の円
墳部の上に薬師堂があり、古墳の北側部分は道路などで切り取られて、古墳全体の形状は
判別しにくい。
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短い参道に2本のシダレザクラが並び、本堂前には以前の本堂に上がっていたらしい大
きな鬼瓦が残されていた。
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白梅の咲く横の石段を上がった円墳上に薬師堂が祭られ、お堂の前の小屋には、この古
墳に埋葬されていた石棺が展示されている。
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次の、前橋駅行きのバスまでは1時間以上ある。土屋文明記念文学館の北側にある公園
に戻り、わずかなエリアの公園内を一巡する。
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公園には、県内館林市出身の宇宙飛行士、向井千秋さんが、1998年にスペースシャ
トル「ディスカバリー」に持ち込んだ種子を育成したという、「宇宙クロマツ」の若木や、
土屋文明の歌碑、やはり当地出身の歌人、山村暮鳥(やまむらぼちょう)の「風景」歌碑
などがあった。
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まだ時間があるので土屋文明記念文学館↓にも再入し、映写コーナーの椅子で映像を見
ながら時間待ちをさせてもらう。
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土屋文明記念文学館バス停発16時55分の関越交通バスに乗り、17時30分過ぎに
JR両毛線前橋駅に着く。連絡よく17時41分発高崎線直通の上野行き上り電車に乗り、
大宮駅に向かう。
(天気 晴、距離 3.5㎞、地図(1/2.5万) 下室田、歩行地 高崎市)
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