去年大漁だった、デラウェアー!でも、ジベレリンによるホルモン処理をしなかったことから、前述の『やまんば:山姥』のお話まで持ち出して、言い訳をしました。今年は山姥が包丁を研ぐように、機会を狙っていました。
決行は4月28日!果たしてこの日が吉と出るか凶と出るか?
今年の冬の剪定ヶ所から、新芽はスクスクと延び、みずみずしい新葉が展開しています。
ブドウの房も、100個以上のツブツブのブドウが見られて、豊作を予感します。
ただの、狸の皮算用にならなければ良いのですが。
ジベ処理用のカップです。透明で、やわらかく、指で潰れますので、それで水位を上げて房全体を侵漬(シンセキ:どっぷり浸けること)します。
ジベ溶液水は無色透明ですが、この様に食紅を使って赤く着色します。これは実際のブドウの房には個体差があるので、数日に渡ってジベ処理する場合、だぶりを防止するためです。
ジベレリンによるホルモン処理(略して、ジベ処理と言う)には、ポイントがあります。
①ホルモンの濃度 1回目=100ppm 2回目=75~100ppm
②処理時期 1回目=開花前2週間 2回目=開花後約10日目
毎年、気象条件は違いますので、いつが開花か分かりませんし、毎年、4/28が最適とは限らない。仕事してると、休日にならないと出来ないという制約もありますから、有核(種あり)の言い訳は準備しておかねばなりません。
ブドウの粒の根本に、産毛みたいのが赤く染まりますので、それを処理済みと区別するわけです。5月中旬?の開花が楽しみです。
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