2011年5月6日
やっと完成の報告、最終章です~
GWの最中でもあったが、五木村新緑まつり(7~8日)対応の為に戻って来た。時間は無いから戻った途端、新聞紙を広げて塗装開始
塗料は透明ニスで、木肌の色をそのまま出すことにした。
松の木の為に、『松脂マツヤニ』が、顔・胸元にかけて、グレーの”アザ”みたいな筋になって浮き出てくる。
せっかくなら、ヒノキとか良い材木を使うべきだったと、つくづく反省。
写真で見ると凄く黒い松脂だけど、実際はこんなに濃くない。
台座の須弥座(しゅみざ)も丁寧に塗った。大変面倒だった32個の太陽の窪みも綺麗に塗った
蓮華須弥座の完成
外套の衣の内側は見えないところだが、塗り残しの無いように
2度塗りを重ねて、乾くまで放置
5:30位になって、触れるほどに乾いた~重ねても大丈夫
観音様を台座に載せた~完成だ
グル~ッと見てもらおう。先ずは正面
右斜め前から~
後部:背割の状況
右横面から
左斜め前から
手元のアップ
腕の衣のヒダと木目は綺麗だと思うが、手の木目の色が濃すぎて、模様により手の形も違って見える。
足元のアップ
足の指と木目の色の重なりが、ちょっと残念~
重心がかかる時に、人の足の指は踏ん張ろうと少しグリップを効かして内側に曲がる特性がある~
これは、勝手な想像ですが~白衣観音様は、やや強い風の中に立ち、はだけそうな外套の前を押さえて少し腰を落としているというシチュエーション
そんな事を想像して、彫ったのです(笑)
その夜は早速部屋に、ご鎮座いただき、晩酌のお相手をしていただきました。
まあ、産まれて始めて彫った仏像(観音様)だったので、反省点はいろいろたくさんありますが、時間がかかったことで、最初の『口蹄疫を巡る人畜の悲しさ』の供養発端
http://blog.goo.ne.jp/saisyohagoo_1959/e/4a6a15d5a7e398d5fdca6559ba491418
が、今年3月の『東日本大震災の悲しさ』を映像で見て、こんどはその供養まで重ねて彫る意志になった。
趣味で彫った素人の作品なので、魂の救済などは出来ないと思うが、それなりの救済の動機は持ち続けたので、個人的には自分の救済と願掛けをするための観音様にしようと思う。
『まんまいちゃん、アッ』
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