2015年5月13日
今回の主役は、新規就農研修生プロ農家養成コースのW君です
彼は『料理人:板さん』の道から、『自分で作った食材で食を提供したい』と、
農業をめざすために、研修生として入学しました。
その彼から、『みんなに、お昼ご飯をごちそうしたい』と申し出があったのです。
『これだから、社会人の研修生は面白い』と快諾し、加工調理室・農大産食材等も応援しました。
前々日からの仕込み作業にかかるなど、プロの料理人の準備は違っていました
この日は朝から、W君選任の5名で、先生も含めて30名分の調理開始~
他の研修生は、ロープワーク講義や草取り作業をして、昼食を待ちました
12時前に完成~大皿等に盛りつけ、調理室から教室に運び込まれました
ビュッフェ方式なんで、みんなが手を付ける前に撮影
左から、1:鶏のクワ焼き温キャベツ 2:魚(カレイ)の野菜あんかけ 3:肉じゃが(農大産)
4:サラダ(カツオ+農大産野菜)
5:ナスの揚げ煮
鶏のクワ焼き温キャベツ
魚(カレイ)の野菜あんかけ
6:長芋ソーメン トマト釜盛り(農大産トマト)
7:冷製パスタ
サラダ(カツオ+農大産野菜)
8:大根漬け
9:吸い物(タイ)は撮影忘れ
みんなが揃ったところで、料理長 W君から、今日のメニュー9種類の説明をしてもらいました。
ビュッフェ開始 みんなが一斉に集(タカリ)りました
食材料として一人500円 ご飯は各自持参が参加条件
取り皿が小さい取り皿なんで、何度もお代わりを繰り返していました
アチコチから『美味いこれ、おいしい』が飛び交います
いつものお昼の、倍量食べたかもしれませんが、美味しかった
これで、500円なら毎日でも食べたいところです
さて、僕の感激の一番は、これ、『長芋ソーメン トマト釜盛り』でした
あのヌルヌル長芋を、包丁を使い、本当にソーメンみたいに細く均等の幅で切る技術
トッピングのキュウリも、2日前から塩漬け~甘酢漬けをして準備したもの
それが、くり抜かれたトマトの釜に収められ、程良いトマトの香りが移っていました
冷えすぎない冷水で冷やされて出されたのも、プロの技でした
さて、腹一杯になった午後の3時間の授業は、僕の講義で『営農計画(資金繰り計画)』の、固いお話~
爆睡の研修生多発でした