熊本県立農業大学校 この自啓館の中庭には、いろいろと経緯がある
それまで放置だったのを畑にしたのが、2013年5月末の事
http://blog.goo.ne.jp/saisyohagoo_1959/e/9ab688d060a540ebef818c66bab115a9
一度は研修生の畑として利用したものの、継続は望めないため芝を張ることにした
卒業間近な当時の研修生の手を借りて、最後の共同作業~640枚の芝生を張った
http://blog.goo.ne.jp/saisyohagoo_1959/e/6317210f66332f9a1c03c5c13720c8f0
12月、その研修生が卒業したら、後の管理がのしかかってきた
そして土入れをした
http://blog.goo.ne.jp/saisyohagoo_1959/e/c908b8d6212754137b6a3943ec85a210 |
と、ここまでは春の芽吹きを楽しむだけだったが~
2014年3月
風も温む春になると、芝の芽吹きより先に、雑草のヨモギが一斉に芽吹いてきた
最初は、芝の上からいじくって除草していたが、ブツブツと表面の茎葉が切れるだけ。
数日後、また同じように芽が出てくる
芝を剥いでみると、モヤシのような若芽と、地下茎がうじゃうじゃと芝シートの下に蠢いている状態だった
これは、表面的な除草ではイタチごっこになると思った
仕方ないが全部を1枚ずつ剥いでひっくり返して、ヨモギの根を取ることにした
丁寧にしないと、切れた断根を残せば、クローンみたいにそこから芽が吹き出す厄介者だ
しかも、一人でしなければならない
出勤は早い方だったが、3月から雨の日や休日を除いて殆ど毎朝、7:10出勤とした
7:30~8:30までの1時間を掛けて、1枚約6分はかかるので、1日当たり毎朝10枚の草を取った
剥いだ後は、綺麗に戻し、良く踏みつけて馴染ませる
手強いヨモギの場所は約半分の320枚に及び、640枚全部取り終えるのに、トータル64時間かかり、5月中旬まで2ヶ月もかかった
ビフォアー:未着手(右) と アフター 地下茎除去完了後(左)
終わる頃には、また最初の辺りには、別の雑草がはびこって来ている。
このイタチごっこだ つまり、現在も続いている
芝が全面覆うまでの初期のこの1年間支援すれば、後は芝刈りでなんとか雑草に勝ると思っているから、今年だけは頑張るつもりでやっている
『毎朝早く出勤して、草取りかいご苦労なこった毎朝その1時間仕事に使えばどう学生や研修生を使えばいいんじゃ人の良いのもいい加減にしたらバカじゃ』と、思う者も居るだろうが、建物に囲まれた中庭。
誰にも見えない場所だから、耳にも入らないし、余計な説明をする必要もないから、気楽だ
そもそも芝の提案者は自分ではないが、その芝・資材を手配と実行したのは自分だ
箱物ならともかく、生き物ならば手が要るのが当たり前
維持管理するのは残された者しか居ない
手を入れなければ、元の雑草の原になってしまうのは目に見えている
施設管理者に名前があるなら、想定外(分かっては居たが)の草取りも、組織人としては必要な勤めとなってしまう
就業時間は本命の仕事があるから、始業前にする毎日少しでもする
そして、雑草に勝つ
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