今朝は、暗い少し泣いているようなお天気でした。
まあ、貧乏カッパを使うほどでもないか。
堀之内を北に出て、周辺を歩いてきました。
堀之内の内曲輪に戻ろうとしたとき、向こうに見慣れない物体があります
慌ててカメラを出しますけど、彼(?)は去ってしまいました
イタチです
鮮やかな赤毛というか金毛というかの細長い体で、気を消してこちらを見ています。
ハンターの獅子丸も気がつきません。
この世は、人間だけの世界ではありません。
まるで逢魔が時(おうまがとき)に、魔に出会ったようです。
薄暗くてよく見えず、みんな魔物に見えてしまう夕方ではありません。
でも、こんなに身近に、ふだんは存在を意識しない何者かがいるのです
山門を降りて、本堂に向かいます。
まっすぐの参道ではなく、鐘楼堂の脇に出る、右側の細い道を歩きました
鐘楼堂わきに、双体道祖神があって、道が分かれます
閻魔大王もいます
本堂の前に、釈迦堂に参拝しましょう。
茅葺きのクラシックなお堂です。
大きなそれでいて雰囲気を壊さない説明板があります。
「菩提樹の木の下で瞑想するお釈迦様の像」とあります。
近くにおいでのこの方は、どなたでしょう?
これから何の花が咲くのかな?
釈迦堂の前にも、さりげなく石造物です
入り口にも、かわいいお方がいます
土足で良さそうです。
さりげなく古い説明板があります。
禅の修行には、座って行う座禅の他に釈迦像の廻りを廻りながら修行する巡り禅があり、この釈迦堂は雲水が廻り禅を修行する場でもありました。
失礼します。
こんにちは
たくさんの修行僧を見守ってこられたのですね。
右の方はどなたでしょう?
御駕籠があります。
鎌倉と往復した御駕籠かな?
静かに手を合わせて、合掌
脇から外に出ます。
池があります。
案内図によれば、この先は不動の滝です。
ありました
小さなお不動様?
近くに不動明王がいます。
紫陽花とツツジが、いい雰囲気を観もしています
本堂から遠ざかっているようだけど、なんとなく道なりに行ってみます。
小径にさりげなく、いくつもの石仏です。
スイレンの池です。
花が咲き始めています
人柄(地蔵柄)の良さそうなお地蔵様です
ここは、石造物の首を心配しないで済みそうです。
ツツジとのコラボで、いい雰囲気です
双体道祖神が、2基並んでます。
双体道祖神には、ホタルブクロが似合う
あれ、山門の西側に出てしまいました
まだ、俗界に戻るわけにはいきません
山門脇からまっすぐな参道を歩きます。
釈迦堂の前を通ります。
本堂に到着です
靴を脱いであがります。