昼のガスパール・オカブ日記

閑人オカブの日常、つらつら思ったことなど。語るもせんなき繰り言を俳句を交えて独吟。

待降節

2017-12-03 01:54:30 | 俳句

えーっと!
一応、今日は待降節である。
すなわちアドヴァント第一主日。
待降節(アドヴァント)というのは12月25日のクリスマス前の第四週前の日曜日から始まる。
要は、クリスマスの救世主の誕生を待ち望む期間ということである。
一応、と言ったのは、クリスチャンなら嬉しくて嬉しくてたまらないはずのこの季節だが、オカブにとっては気の重いことがいくつかあって、素直に喜ぶことができないのである。
まあ、しかしそんなことを言っていても始まらない。
アドヴェントクランツの蠟燭の灯が増えていくように、喜びもまた増えていくように願おう。
下は、シュトーレンというドイツのクリスマスシーズンの菓子。
姿が、イエス・キリストが産着にくるまっているのと似ているので貴ばれる。

待降節出前の階段駆け上がり   素閑

人混みに待降節の烏賊するめ   素閑

ガード下待降節のうめ焼酎   素閑

ミサンガを待降節に売るおんな   素閑

街行けば待降節に飢ゑしひと   素閑





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