昼のガスパール・オカブ日記

閑人オカブの日常、つらつら思ったことなど。語るもせんなき繰り言を俳句を交えて独吟。

冬至

2017-12-23 03:13:04 | 俳句

ウィスキーを飲んだ。
ビールが値上がりしているからである。
ビールの値上げは、報道では過剰な安売りをしている量販店のみを対象にしているとあったが、確実に一般のスーパーの小売価格にも影響している。
日本ほど、ビールの値段の高い国はないだろう。
10年ほど前まで、頻繁にヨーロッパに行っていた頃、あちらで買う500ml入りのロング缶のビールが日本円で160円ほどであった。
日本の約三分の二の値段である。
日本では260円はする。北欧各国以上である。
だから、日本のビール業界は発泡酒だの第三のビールだのと邪道に走り出した。
それに対して酒税の改正は、「日本のビール文化を守る」という趣旨ではなかったのか?
オカブは日本のことを好きでも嫌いでもないが、こんなにビールが高いのでは逃げ出したくもなってくる。
もう、ビールは気軽に飲める酒ではなくなった。
いずれ、ウィスキーも値上げになるだろう。
カストリの密造酒でも作るか?マフィアみたいに・・・・

染み入りて山の端の夕陽冬至かな   素閑

鳥も去り残され一人冬至かな   素閑

水の輪の冬至に消える池の岸   素閑

焦げ過ぎて焼き結びの味冬至かな   素閑

自転車で冬至の往来駆け抜けり   素閑

往き過ぎる顔も異なる冬至の日   素閑 


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