昼のガスパール・オカブ日記

閑人オカブの日常、つらつら思ったことなど。語るもせんなき繰り言を俳句を交えて独吟。

十二月

2017-12-20 07:42:39 | 俳句

 いつもながらの歳の暮である。
クリスマス(教会の)の準備で大童(かーたんは特に)
正月の準備まで手が回らない。
身の回りのことは後回しである。
従って、賀状もまだ書いていない。
こんな状態でも別に狼狽することなく開き直っている。
閑居はしているが、老いてなお俗から抜けきらない。

十二月街の人居ぬ一隅や   素閑

十二月鐘楼の脇猫一たり   素閑

十二月浅間の遠く白き裾   素閑

十二月和尚も炬燵に熱き燗   素閑

空よりも高きものなし十二月   素閑

一群れの男注連売る十二月   素閑




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