伊賀の山々を、

2013-12-29 01:03:35 | つれづれ思うまま
越えて溢れた方から頂戴した言葉。

【一言だけ (越えて溢れた者) 2013-12-28 22:23:54

伊賀市の旧郡部出身の者です。
名の通り高校卒業後は県外におりますので市政に関するところは直接的なコメントを避けますが、一言投稿させていただきます。

こちらのコメントを書かれた方のお気持ちを察すると非常につらかったです…。
>忍者フェスタのボランティア、ずっと長く続けてきたけれど、今回はもうやめようかと、、、。

私が高校に通っていた頃…というと20年くらい前になりますが、そんな私の知っている上野の”まちなか”といえば、失礼ながら観光客を快く受け入れる雰囲気がほとんど感じられない地域でした。ところが数年前に忍者フェスタに参加したところ、町の各所で手作り感の溢れる催しが開かれて、その様子に上野の方の「覚悟」を感じたといいますか…、とにかく感動いたしました。
”ハコモノ”ではなく”人”の力で、古びた城下町をテーマパークへと変貌させる忍者フェスタが大好きです。これぞ伊賀の術(わざ)。今や郷土の誇るべき文化だと思っています。

まちづくりに頑張る方々がガッカリすることのない形になることを祈念いたします。】


涙が越えて溢れるようなお言葉をいただきました。

どういう風にお応えしたら良いものか、まとまりませんが、

いわゆる中心市街地という場所に居を借り、子育てを経験し、それぞれにそれなりの独立を果たさせ、「親の役目は、産んだ子を社会に送り出すまで!」と割り切り、その後の我が人生は「おまけ」だけど、何か世の役に立てるなら…と、いろんなことにチャレンジしながら生きてきました。

そのチャレンジの中で、イキイキできる最たるものが「NINJAフェスタ」でした。
変人や!と思われつつも、ここまで頑張れた「力」はなんだったのか!?
なぜか、吸い込まれるように協力を申し出てくださった方、数知れず。
同じような「思い」で、この城下町をなんとかしたいと馳せ参じてくれる人の多かったこと、、、

“人が人を呼ぶ”ってことが実際に起こり得るということを実体験し、その勢いで「NINJAフェスタ」以外の場所でも活動できるということを実感し、、、やっとここまでたどり着いた10年間。

“観光地”ではないけれど、何かしら面白い仕掛けがあれば、一日楽しく遊んでくれるそんな場所になればいいなぁ!と、挑んできたわけですが、その根底にはこの街の真ん中に“核”があるから安心して取り組めたような気がしてます。

その“安心感”が何だったのか、

今、気が付いたような気がします。

あって当たり前、なくなってはじめて気が付く“安心感”や“存在感”
これって“心のよりどころ”みたいなもんかなぁ、神でも仏でもなく、ここに必要なもの!


悲しいかな「忍者フェスタのボランティア、ずっと長く続けてきたけれど、今回はもうやめようかと、、、。」のコメントが入り、返事を出しあぐねていました。
返事が書けない自分に苛立たしさを覚えましたが、「越えて溢れた」方の言葉に、
ちょっと元気を取り戻す自分がいて、もうちょっともがいてみようかと思ってみたり、ここが正念場やと踏ん張ってみようかと、ここ(しがないブログ上)で声を上げやな、どこで出す??(笑)。


未だ、この城下町地区が「行政機能を持つエリア」だと信じてる自分を信じたい!……
コメント (2)
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