この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

佐伯テキトー旅行記、その2。

2011-05-02 22:56:56 | 旅行
 佐伯へ二十九日に行こうと思ったのにはそれほど深い理由はありません。
 連休の前半と後半、遠出をするなら前半の方がいいかな~と考えたまでです。
 実際佐伯に行くのは五月三日にしようかとも思ったりもしました。
 また、尺間山の頂上にある尺間神社に、十一時ぐらいに着いたのもまったくの偶然でした。
 特にこの時間に着こうと意図していたわけではなく、これより早く着く可能性も遅く着く可能性もありました。

 しかし、頂上に着いてしばらく神社の周りをぶらぶらしていたら、どこからともなく修験者(?)の一行がモォ~~モォ~~と唸り声を発しながら現れました。
 全然まったく知らなかったのですが、この日は不動明王何とかかんとか大祭が行われる日だったのです。
 何とかかんとか大祭って何だよ、見物したんなら祭りの名前ぐらい憶えているだろうと仰る方もいるかもしれませんが、いや、まったくその通りなんですが、そのときは祭りの正式名称は帰ってから調べればいいや、ぐらいに思っていたのです。
 が、調べれど調べれど、この祭りのことが書かれた記述がまったく見つからない。神社の公式サイトの年間行事の予定表にも載っていない。

 予定表に載っていないのであれば、その程度の小さな祭りか、もしくはお前が幻でも見たのだろう、そう思われるかもしれませんが、それもまた違います。


   


 写真で見てもわからないかもしれませんが、かなりの勢いで炎が燃え盛っています。
 行者の方が真言を唱えながら、延々と護摩札を燃やし続けるんです。
 火を使った祭りは全国各地にあるのでしょうが、このお祭りは特に迫力がありました。
 何といっても尺間神社は山頂にある神社ですから、まず敷地がすごく狭いんです。
 その狭い敷地でゴウゴウと火が燃え盛っているのですから(一応薪の周りを囲っている杉の葉に水をかけて、火の勢いを調整してましたが)、初めて見る者としてはそれだけでもう圧倒されるものがあります。
 世の中にはいろんな祭りがあるもんだなぁと感心しながら見てたら、火の粉が自分のところに飛んできて、首筋で爆ぜ、思いっきり「アチっっっっ!!!!」と叫びました。
 厳かな雰囲気の中、自分の叫び声はひどく響いたと思います。
 関係者の方から「ご利益がきっとあるよ」と慰められましたが、是非とも信じたいところです。
 火傷の跡は今もはっきりと残っています。
 くぅ、お嫁に行けない身体になっちまった!!(元からだろ!!)

 護摩札をすべて燃やし尽くして、お祭りは終了、、、ではなく、そのあと本殿で餅まきがありました。


   


 餅まきの写真、ではなく、その寸前の写真です。
 餅まきの最中に写真なんて撮ってられんもの。
 自分は白い餅ばかり五個ゲットしました(なぜか紅い餅はゼロ。これは何を意味するんだろう?)。でも近くにいたお婆さんは袋一杯にお餅をゲットしてました。う~~~む、経験の差でしょうか。

 最後に、尺間山で撮った写真を何枚か。


   


   
 

   


 尺間山に関してはこんなところですが、旅行記はもうちょっと続きます。

p.sマリーコさん、マリーコさんの旦那さんのこと、東日本の復興の次に神様にお願いしときましたよ♪ 
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする