乙一著、『Arknoah 2 ドラゴンファイア』、読了。
シリーズ前作『Arknoah 1 僕のつくった怪物』を自分はかなり酷評しました(こちら)。
まず、いじめられっ子が本の世界に逃げ込み、冒険を繰り広げるという基本プロットがミヒャエル・エンデの『はてしない物語』を想起させて感心しなかったし、アークノアの世界の、住人が年を取ることもなければ死ぬこともないというシステムも上手く機能しているとは思えませんでした。
展開もトロくて本当に読み進めるのに苦労しました。
それに比べるとシリーズ第二作の本作は乙一の独自色がだいぶ出せているように思えて、サクサク読めて面白かったです。
続きが気になる終わり方でもあったしね。
それにしてもこれを読み終わった次の日に伊坂幸太郎の新刊『陽気なギャングは三つ数えろ』を購入する予定という、何というタイミングの良さ!
こんな感じで途切れなく面白い本を読んでいければいいのだけれど、『陽気な~』のあとはだいぶ間が空くっぽい。
又吉直樹の『火花』でも読んでみるかな。
いい加減ブックオフで売っててもよさそうなものだけど。笑。
シリーズ前作『Arknoah 1 僕のつくった怪物』を自分はかなり酷評しました(こちら)。
まず、いじめられっ子が本の世界に逃げ込み、冒険を繰り広げるという基本プロットがミヒャエル・エンデの『はてしない物語』を想起させて感心しなかったし、アークノアの世界の、住人が年を取ることもなければ死ぬこともないというシステムも上手く機能しているとは思えませんでした。
展開もトロくて本当に読み進めるのに苦労しました。
それに比べるとシリーズ第二作の本作は乙一の独自色がだいぶ出せているように思えて、サクサク読めて面白かったです。
続きが気になる終わり方でもあったしね。
それにしてもこれを読み終わった次の日に伊坂幸太郎の新刊『陽気なギャングは三つ数えろ』を購入する予定という、何というタイミングの良さ!
こんな感じで途切れなく面白い本を読んでいければいいのだけれど、『陽気な~』のあとはだいぶ間が空くっぽい。
又吉直樹の『火花』でも読んでみるかな。
いい加減ブックオフで売っててもよさそうなものだけど。笑。