この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

火祭りがいっぱい🎵

2019-12-05 20:58:22 | 日常
 二年ほど前まで、お正月休みには【鬼夜】を観に行っていました。
 鬼夜というのは毎年1月7日に大善寺玉垂宮で行われる祭事で、松明を持った締め込み姿の男衆が境内を走る様子は勇壮の一言に尽きます。
 鬼夜は日本三大火祭りにも数えられることもある奇祭で(残る二つは福島県須賀川市の「松明あかし」と太宰府天満宮で行われる「鬼すべ神事」)、一度も観たことのないという方は是非一度観に行かれてください。
 初めて観たら度肝を抜かれるんじゃないかなぁ。

 さて、鬼夜を二年前まで観に行っていた、と述べました。
 今年は観に行っていないわけです。
 なぜ観に行かなかったのか?
 理由は単純、今年の1月7日が平日だったからです。
 さすがに仕事が終わってから大善寺まで出かけて鬼夜を観る、という気にはなれませんでした。
 そんなわけで再び鬼夜を観るのは1月7日が週末になる2023年まではありえないということですね。

 と思っていたんですよ。 
 先日、車の運転中、ラジオから「松明を持った締め込み姿の男衆が云々」と女子アナがしゃべっていたので、あぁ、これは鬼夜のことを紹介しているんだな、と思ったのですが、よくよく聞いているとどうも違うのです。
 場所も時間も微妙に違っていたので、家に帰ってから調べたところ、女子アナが紹介していたのは筑後市の熊野神社で毎年1月の第一土曜日に行われる【鬼の修正会(しゅじょうえ)】のことでした。
 
 鬼の修正会、筑後市のサイトの観光ページではこう紹介されています。
>パンパンと爆(は)ぜる竹、夜空を焦がすほど燃え上がる炎、ふりかかる火の粉、さらし姿の若い衆の荒々しい気勢―。
 いや、それって鬼夜じゃん!
 鬼夜を初めて観たとき、こんな奇祭、日本でもここだけだろ、と思っていたのですが、めちゃめちゃ近くで同じような祭事をやっているんですね。笑。
 大善寺から筑後市まで直接行ったことはないですが、たぶん車で30分ぐらいの距離じゃないかなぁ。
 実際見比べてみたわけではないので、何が同じで何が違うか今のところよくわかりませんが、とりあえず開催日は違いますね。
 大善寺の鬼夜が常に1月7日であるのに対し、熊野神社の鬼の修正会は前述の通り1月の第一土曜日なんですよ(来年は1月4日)。
 ということは、1月の第一土曜日が7日だったときは同日開催されていたってわけかぁ。
 火祭り好きな人はどちらを優先したんでしょう?

 というわけで来年の4日は筑後市の熊野神社まで鬼夜を、、、じゃなかった、鬼の修正会を観に行きたいと思います。
 お暇な方は是非一緒に観に行きましょう♪
コメント
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