この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

『本格折り紙』に少しだけチャレンジ♪

2022-05-14 15:12:50 | 折り紙・ペーパークラフト
 突然ですがなぞなぞです。
 Q.人の書いた文章ばかり書いている生き物ってな~んだ?
 答えはwebで!

 連休の間、ちょこっとだけですが、折り紙もしました。
 折ったのは前川淳さんの『本格折り紙』にある作品です。

 自分もオリジナル作品を折ることがあって、例えば『マジックハート』などがそうですが、「これは自分のオリジナルの作品です」と言うと、「すごいですね!」と褒められることがあります。
 褒められるのはとても嬉しいことですが、折紙作家としての自分の技量は(謙遜では何でもなく)本当に大したことはありません。
 では大したことのある折紙作家は誰かというと(他にも大勢いますが)それが前川さんなのです。
 将棋で例えれば自分が奨励会員だとしたら前川さんはタイトルホルダーかなぁ、それぐらい技量に差があります(←いまいちわかりにくい例え)。
 なので『本格折り紙』に折り方が載っている作品であっても全部折れるわけではなくて…。

 折ったことがある作品だと例えばこれですね。

   

 よく見る折り鶴、、、ではなく、よくよく見ると首が三つある『三ツ首の鶴』。
 自分はよく折り紙はパズル的な側面を持つと考えているのですが、この『三ツ首の鶴』は途中の工程でそのことを実感出来ます。
 それにしても一枚の紙を折ることだけで、どうやって首を三つにすることが出来るのか、実作したことがある今でもとても不思議です。

 折り紙に限らず、芸術は強調と省略が重要であると自分は考えます。
 なので、ひたすらリアルな作品はあまり好きではありません。

   

 その点、この『イルカ』はデフォルメ加減が絶妙なんですよ。
 デフォルメはされているんだけど、尾びれはもちろん、胸びれも背びれもあってまさに「紙技」。

   

 デフォルメ加減ではこの『イカ』も負けていません。
 脚が六本しかないでけど、立派に『イカ』ですよね。
 この『イカ』を連休の間に折れるようになりました。

 ちなみに冒頭のクイズの答えもイカです。
 「イカ同文」ってよく言うでしょ。
 なーんてね。
コメント (2)
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