この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

自殺をする人は考え方が楽観的すぎると思う。

2022-05-11 21:19:43 | 戯言
 先日の渡辺裕之さんに続いて、ダチョウ倶楽部の上島竜兵さんが亡くなられました。
 はっきりと死因を明記した記事は見当たりませんでしたが、多くの記事の最後に《いのちの電話》の電話番号が付記しているので、彼の死が自殺であることは間違いないことなのでしょう。

 芸能人に限らず、自殺者のニュースを耳にするたび、自殺をする人は考え方が楽観的過ぎる、って思いますね。
 自殺をする人は考え方が楽観的?
 悲観的じゃなくて?
 そうです、自分は自殺をする人は考え方が楽観的過ぎると思っています。
 だって、自殺する人のほとんどは、死んで楽になりたい、と考えて命を絶つんですよね?
 死んで楽になりたいというのは、死んだら楽になると言い換えても良いと思うのですが、死んだら楽になると考える、その根拠は何なの?と聞きたくなります。

 自分は現在、リアルでは友だちも彼女もいません。
 生きていても仕方がないと思うことはままあります。
 ただ、死にたいと思うことはないですね。
 だって、死んで楽になれるなんて思わないので。

 もし今自分が命を絶って、来世で吉沢亮みたいなイケメンに(もしくは浜辺美波のような美少女に)生まれ変われるのだとしたら、自分は喜んでビルの屋上から飛び降りますよ。
 でもそんな美味しい話があるとはとても思えません。
 生きている間思うがままにならないのであれば、それは死後の世界でも同じだろう、そう考えます。

 死のうとしている人を見かけたら、おそらく自分は止めることはないと思います。
 死のうとしている人も別に理由もなく死のうとしているわけではないでしょうから。
 ただ、死んで楽になると考えているのであれば、その根拠は知りたいですね。
 死んで楽になる、なぜそのように楽観的に考えることが出来るのか、その理由は是非知りたい。
 その言葉に説得力があったら、自分も躊躇なくビルの屋上から飛び降りることが出来るんですけれど。

 2021年の自殺者数は2万830人だそうです。
 一時に比べ減ってはいるものの、まだ2万の大台を越えています。
 これほど多くの自殺者がいるのは単純に死んだら楽になれると考える人が多いからでしょう。
 死んでも楽にはなれない、もしくは楽になれるとは限らないという考え方が大半を占めれば、誰も死のうなんてしなくなるのではないかって思いますけどね。
コメント (4)
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