この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

見てない映画を評価する人たち。

2022-05-10 21:16:33 | 戯言
 今週の金曜日、5月13日から樋口真嗣監督の『シン・ウルトラマン』が公開されます。
 あまり期待していませんが、自分は公開翌日の14日に観に行く予定です。
 ちなみに13日は『劇場版 おいしい給食 卒業』の公開日でもあるのですが、なぜか近くのイオンシネマでは公開が来月の10日からなんですよね。
 本当に「なぜ?」って思います。
 13日から公開できない何らかの理由か事情でもあるのか、、、疑問です。

 さて、『シン・ウルトラマン』の公開日は5月13日だと述べました。
 つまりまだ、『シン・ウルトラマン』は公開前だということです。
 にもかかわらず、yahoo映画の『シン・ウルトラマン』の作品ページには13件のレビューが寄せられ、2.7点の星がつけられています。

 公開前の映画にレビューが寄せられることはないわけではありません。
 例えば試写会で観た人や、(洋画であれば)日本よりも早く公開された国で観た人がレビューを書くことがあるからです。
 しかし、『シン・ウルトラマン』に関してはその限りではありません。
 レビューを書いた人は誰一人として、『シン・ウルトラマン』を観てはいないのです。

 どの映画を観るか、もしくは観ないか、決めるのはその人の自由です。
 そして観た映画に関してどのような感想をいだくのか、またどのような評価するのかもまた自由だと思います。

 しかし、本来、鑑賞した映画のレビューを書くためのサイトで、観てない映画のことについてあれこれ語ったり、星(評価点)をつけたりする自由はないはずです。
 そういった行為は非常に迷惑なので今すぐ止めて欲しいです。
 特に評価点はその映画のみならず、サイトそのものへの信頼度が揺らぐことにも繋がるので止めて欲しいと思います。

 低評価の人たちの多くはカラータイマーがないことなど、デザイン的な理由で「こんなのはウルトラマンじゃない」と言っているようです。
 その人たちってどれぐらいウルトラマンのことについて詳しいんでしょうね。
 『ウルトラマン』や『ウルトラセブン』はもちろん、『ウルトラマン80』や『ウルトラマンティガ』から始まる平成ウルトラシリーズなど、すべてのウルトラマンを見た上で「こんなのはウルトラマンじゃない」と言っているのでしょうか。
 とてもそうとは思えないのですが…。

 重ねて言いますが、どんな映画を観るのも、逆に観ないのもその人の自由だと思います。
 観る理由、観ない理由も人それぞれでしょう。
 それらの理由を語ること自体がいけないと言っているのではありません。
 しかしその理由を語るのは観た映画について語るサイトではないと言っているのです。

 『シン・ウルトラマン』だけでなく、『劇場版 おいしい給食 卒業』や『鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー』のレビューページにも未見の方のレビューが目につきます。
 中には共感する意見もありますが、yahoo映画のユーザーレビューは未見の作品について語る場ではない、ということを知っておいて欲しいです。
コメント
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